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競技報告
【水上は70点の出来と不満の残るラウンドに】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
「佐賀クラシックゴルフ倶楽部は、2位との差がいくつあってもわからない難しいコース。だから、後続との差はなるべく広げたい」と話して、単独首位で第2ラウンドのプレーをスタートした水上晃男。その狙い通り、1番(パー5)でバーディ発進を決めて、後続を突き放しにかかる。しかし、「ちょっとずつライン読みがズレていて、パッティングが決まらなかった」とその後は、チャンスを迎えながらもスコアを伸ばせないもどかしい展開に、13番ホールまでスコアカード通りの数字が並んだ。そんな悶々とした中でも集中力を切らさずにプレーを続けてきた水上だったが、徐々に神経をすり減らしていたのか、「少しずつショットも乱れてきて」と14番
では、OBを覚悟するミスショットが出てしまう。このホールはパーで凌いだものの、「あれでホッとしてしまったのか」と、15番ではピン奥から3パットでこの日初ボギー。17番(パー3)でも3パットのミスで、この日1バーディ・2ボギーの73でホールアウト。通算3アンダーパーにスコアを落としたが、126名の出場選手の内アンダーパーをマークしたのは1人と他の選手も佐賀クラシックゴルフ倶楽部の難グリーンに手こずり、首位を堅守。しかも、目論見通りに2位との差を3打から6ストロークに広げて、大会連覇をかけた最終ラウンドに臨むことになった。

思惑通りの展開となった今大会だが、水上に心からの笑顔は見られない。「今日は、耐えるというか……次にボギーが来るのかバーディが来るのかという気持ちでプレーしていた。結果的に先にバーディが来たけれど、最後にボギーを叩いてしまった。上がりのホールで崩したから……70点ぐらいの評価です」と、プレーの内容が満足とは程遠いものだった。6打差で迎える最終ラウンドは、「やっぱり差はあってないようなものです。3位以内には入れるように頑張ります(笑)」と、周囲を煙に巻いて、泰然自若で迎えるつもりだ。


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