首位と7打差の16位タイで第1ラウンドを終えた金子光規。この日は10番からのティーオフで14番ボギーのあと、16番(パー5)でバーディを奪取。17番(パー3)はボギーとしたがバウンスバックを決めて前半をパープレーで凌ぐ。後半にターンして、1番(パー5)で連続バーディとすると、ボギーは4番、9番の2ホールに抑えて、3バーディ・4ボギーの73でホールアウト。首位との差は7打に広がったが3位に順位を上げて、明日の最終ラウンドに臨む。
「佐賀クラシックゴルフ倶楽部は、グリーンが難しくて大変です。今日は、打ってはいけないところを避けてというマネジメントがうまくいきました」と笑顔を見せる。殆どの選手
が口を揃える難グリーンも「今日はタッチも合って」と攻略ができ、上位浮上に繋がった。大会連覇に向けて歩みを進める水上とは、2019年日本シニアオープンゴルフ選手権でローアマチュアを分け合った仲。そのライバルを逆転して本選手権初優勝を飾れればという期待も高まるが、本人は「決して調子は良くないので、今日のプレーが目一杯です。あとは、下るだけだから気をつけないと(苦笑)」と、周囲をいなす。だが、金子の実力は皆の知るところ。7打差を追う金子のプレーに刮目したい。
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