首位と8打差の4位タイから最終ラウンドをスタートした小松﨑博は、1番のバーディで「流れを掴んだ」と、3番(パー3)でもスコアを伸ばして前半を2アンダーパーで終える。「前半のスコアで、今日はいけるかなと。でも、1打1打、1ホール1ホールを大事にしようと我慢のプレーをした」と後半も13番バーディ、14番ボギーと堅実なプレーを見せる。そして迎えた最終ホール。「アゲインストの風の中で難しいホールロケーションだった」と攻めるプレーを躊躇させるような状況にあったが、2打目でグリーンを捉えると、強気のタッチでバーディをもぎ取った。
小松﨑は値千金のこのバーディで、この日ベストスコアの69でホールアウト
。通算2オーバーパーで2位に順位を上げて今大会を終えた。この順位で、来年大会の出場資格も手に入れ、「自分にとって最高の大会でもある日本シニアを目標としているので、嬉しい。頑張ったかいがあった」と表情を崩して喜び、来年の日本シニアオープン出場も「嬉しい」と笑顔が耐えなかった。
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