3連覇を目指す豊島豊が1アンダーパーでホールアウトし、首位と1打差の2位タイで第1ラウンドを終えた。
スタートホールのティーショットは左に曲げて、OBギリギリまで行ってしまう。「前半は殆どパーオンしなかった。それでも後半は切り替えることができて、しっかりパーオンできるようになっていった」と、徐々に自分のゴルフを取り戻していった豊島。
46歳を迎えて豊島の進化は止まらない。「今年は日本アマチュアそして日本オープンでも自己最高位を記録しました。自分の中では“頑張りたい”と思えている。そして、芥屋ゴルフ倶楽部は自分の大好きなコースの1つ。余計に頑張りたいという気持ちが強くなるよね」と3連覇に
よる本選手権5勝目という前人未到の記録へ進み続ける。
「7,100ヤードを超える長いコースですから、自分の戦略としてまずはしっかりグリーンをキャッチすること。途中で自分のゴルフをリセットして、後半はいいプレーができた」決して飛ばし屋ではない豊島の武器は百戦錬磨で築き上げたその柔軟な適応力なのかもしれない。
「気がつけば若い選手がいっぱいいる。そんな彼らに負けないように頑張ります」と笑顔で会場をあとにした。
残り2日、進化し続ける豊島がどこまでスコアを伸ばせるのか。
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