25歳以上の男子アマチュアゴルファー日本一を決める2023年度(第27回)日本ミッドアマチュアゴルフ選手権第2ラウンドは16日、福岡県糸島市の芥屋ゴルフ倶楽部で、125名の選手が出場して行われた。
昨日に続き曇天だが潮風が落ち着いたこの日の天候は、暖かくさえ感じられる好コンディションに恵まれた。しかし、芥屋ゴルフ倶楽部の硬くて速い難グリーンに選手たちは悩まされスコアは伸び悩んだ。その中で、パープレーにスコアをまとめた豊島豊(東千葉)が、通算1アンダーパーで単独首位に立った。2打差2位タイには、前日首位の阪幸樹(六甲国際)、森龍希(東条の森)の2人が続いた。なお、第2ラウンドを終了し、通算12オーバーパーの54位タイ、61名が明日の最終ラウンド進出を決めた。
第2ラウンドを終え、3連覇で大会最多の5勝目を狙う豊島をはじめ、四国ミッドアマチュアゴルフ選手権で連覇を達成している谷本伊知郎(高松グランド)、2005年大会チャンピオンの井関剛義(交野)、2019年大会を制し日本シニアゴルフ選手権を連覇している水上晃男らベテラン勢も上位につけており、最終ラウンドでの逆転を虎視眈々と狙っている。
明日の最終ラウンドは第1組が1番ホール、第12組が10番ホールからスタートの予定。単独首位の豊島、2打差2位タイの阪と森の第11組は9時10分に1番ホールをティーオフする。充実の時を迎えている豊島がこのまま逃げ切るか、20代の阪と森が新たな時代の扉を開けるか、歴代優勝者が再び優勝杯をその手で掲げるのか。最終ラウンドも選手たちのプレーから目が離せない。
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