JGAとは 競技 ナショナルチーム 規則・用具 ハンディキャップ ジュニア リンク
Search WWW Search jga.or.jp
HOME
Rules of Golf
[ゴルフ規則・用具]
ゴルフ規則・用具関連ニュース
ゴルフ規則
アマチュア資格規則
用具の規則
ゴルフ規則裁定集
JGA裁定集
出版物のご案内

Information
・公認球リスト
・適合ドライバーヘッドリスト
・不適合ドライバーヘッドリスト
・用具審査手続き
・アマチュア資格復帰手続き
・プレーに関する規則「よくある質問」
・用具に関する規則「よくある質問」
・アマチュア資格に関する規則「よくある質問」
・マッチプレーの競技運営・規則ガイダンス
ゴルフ規則・用具関連ニュース
+ ゴルフルールコラム(11):ストロークプレーで2つの球をプレーする①
[2009/01/26]
今回はストロークプレーの場合に処置について疑問が起きた場合についての規則を説明いたします。

ストロークプレーで1ホールのプレー中に自分の権利や正しい処置について疑問がある場合は、2つの球をプレーして後でどちらの処置が正しいのか委員会に裁定を求めることができます。倶楽部競技などのようにコース内に競技委員が配置されていないような競技ではこの2つの球をプレーするという規則が役に立ちます。

この2つの球をプレーするという規則は規則3-3に規定されており、この条項では、2つの球をプレーするための手続き、そしてその後にどちらの球が採用されるのかということが規定されています。

そこで、今回はまず、2つの球をプレーする場合の手続きについてご説明します。

2つの球をプレーする場合は、自分の権利や正しい処置について自信のない事態が起きた後、次の行動に入る前に、2つの球をプレーすることと、どちらの球でのスコアを採用したいかをマーカー又は同伴競技者に告げなければなりません。

「自信のない事態が起きた後、次の行動に入る前」の意味について事例を挙げて説明します。

Aさんの球が修理地と思われる場所に止まりました。Aさんはその場所が修理地なのかどうか、もし修理地なら救済を受けなければならないのか、自分のとれる処置について疑問が生じました。Aさんが2つの球をプレーしたい場合、Aさんはそのままプレーする、あるいは救済のために球を拾い上げるというような次の行動に入る前に2つの球のをプレーすることをマーカーまたは同伴競技者に告げなければなりません。

もし、Aさんがそのまま球をプレーした後、同伴競技者に「もしかしたら、救済を受けられたかも知れないよ」と言われても、Aさんはもはや2つの球をプレーすることはできません。Aさんはすでに次の行動に入ってしまったからです。

このような規定があるのは、何らかの処置をとり、その結果を見てから、「もう1球別の処置をして打ちたい」ということを認めるとプレーヤーに必要のない選択肢を与えることになってしまうからです。

もし、次の行動に入った後に、2つの球をプレーすることを告げて2つ目の球をプレーしても、その球は2つ目の球として認められず、初めの球でのスコアが採用されます。この場合、2つ目の球をプレーしたことについては罰を受けません。

2つの球をプレーした場合は、スコアカード提出する前に、そのことを委員会に告げ、裁定を求めなければならず、それをせずにスコアカードを提出した場合は競技失格となります。

2つの球をプレーした場合にどちらの球でのスコアを採用するのかについては次回のコラムでご説明いたします。

規則3-3 処置についての疑問
裁定3-3/6 初めの球を打った後で第2の球をプレー


ゴルフ規則・用具関連ニュース一覧はこちら
戻る
ホームJGAとは競技ナショナルチーム規則・用具ハンディキャップジュニアリンクサイトマップ個人情報保護