|
 |
 |
 |
 |
+ ゴルフルールコラム(16):ラウンド中にクラブが壊れる |
 |
[2009/03/02] |
 |
正規のラウンド中に、シャフトが折れたり、クラブヘッドが取れたりした場合、どうすれば良いでしょうか?
規則4-3では通常のプレー中にクラブが損傷した場合に、次の措置をとることを認めています。
① 正規のラウンドの残りのホールで、損傷したクラブをそのまま使用すること。
② プレーを不当に遅らせることなくそのクラブを修理したり、修理させること。
③ 損傷によってクラブがプレーに適さなくなった場合は、他のクラブに取り替えること。
それぞれの文言について説明いたします。
「通常のプレー中」とは、ストロークを行うこと、練習スイングの他、次のような行為も含まれます。
・バッグからのクラブの出し入れ
・球を探す際にクラブを使用しているとき
・偶然にクラブを落とした
・クラブに寄りかかっていた
通常のプレー中以外のとき、例えば、怒ってクラブを叩きつけたり、クラブをバッグに叩き込んだりしたときに損傷したクラブは、その後は使用したり、修理することはできません。
②の「修理させること」とは、プレーヤー以外の人に修理をしてもらっても良いことを意味します。また「修理」とは、損傷する以前の状態とほぼ同様に復元することを意味します。
③の「プレーに適さなくなった」とは、シャフトが折れたり、大きく曲がったり、クラブヘッドが緩んだり、取れたり、グリップが緩んだりした場合を意味します。
クラブのライや、ロフトが変わった、ヘッドに掻き傷ができた、という程度では「プレーに適さなくなった」とは言えず、修理したり、他のクラブに取り替えることはできません。
規則4-3 損傷クラブ
裁定4-3/1 「通常のプレー中」に受けた損傷の意味
|
|
ゴルフ規則・用具関連ニュース一覧はこちら
|
戻る
|
 |
|
|
 |
|