「2024年度(第21回)ネイバーズトロフィーチーム選手権は4月25日、韓国のSeongmunan CCで第2ラウンドを行った。アベック優勝に向けて好スタートを切った日本チームだったが、ホストの韓国が意地を見せスコアを伸ばす。男子は、山下勝将が3アンダーパー69をマークしたものの、佐藤快斗が2バーディ・3ボギーの73、個人戦首位スタートの本大志も後半2つのダブルボギーを叩くなど5バーディ・5ボギー・2ダルブボギーの76、岩井光太は78と不採用スコアに終わり、チームスコア2オーバーパーでホールアウト。通算1オーバーパーでこの日チームスコアを8ストローク伸ばした韓国に7打差の2位に後退した。チャイニーズ・タイペイは、通算12オーバーパーの3位。
女子は、新地真美夏、中村心、藤本愛菜が71にスコアをまとめチームスコアを3つ伸ばして通算6アンダーパー。個人戦首位に躍り出たKIM Minsolの活躍もあってチームスコアを7アンダーパーとした韓国と首位を並走して、明日の最終ラウンドを迎える。チャイニーズ・タイペイは通算16オーバーパーから浮上を狙う。
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中村心が個人戦3位と健闘。新地真美夏は出だしのミスも粘りのプレーでチームに貢献
女子チームは3選手が1アンダーパーと安定したプレーを見せた。昨年の日本ジュニアチャンピオンの中村心は前半を1バーディ・1ボギーのパープレーで終えると、15番までに1つスコアを落としながら16、18番の2つのパー5でしっかりとバーディを決める勝負強さを見せ、この日4バーディ・3ボギーでホールアウト。個人戦でも通算2アンダーパーで3位と上位につけてチーム戦大会連覇とともに、個人戦逆転優勝に望みを繋いだ。また、新地真美夏も粘りのプレーを見せてチームに貢献した。2番でトリプルボギーとよもやの出遅れとなった新地だが、前半で2つ取り戻すと、10番から3連続バーディを決める。17番からの連続ボギーは痛かったが、6バーディ・2ボギー・1トリプルボギーと躓きをものともせずにアンダーパーでホールアウトしてみせた。
最年長の山下勝将が69をマークしてメンバーを鼓舞
日本男子チーム最年長の山下勝将がスコアメイクに苦しむメンバーをプレーで鼓舞した。 チーム2番手でティーオフした山下は、バーディスタートを決めると3番から3連続バーディを決める。6番をボギーとしたが前半で3つスコアを伸ばしてみせた。後半は1バーディ・1ボギーに終わったが、この日5バーディ・2ボギーの69をマークして、日本チームベストスコアをマーク。最年長が沈みがちなチームをプレーで鼓舞した。
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