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第8回8地区強化指定選手チーム選手権(女子)が閉幕。関東チームが通算+5で2019年大会以来3度目の優勝を果たす

    2024年度(第8回)8地区強化指定選手チーム対抗戦(女子)は12月12日、宮崎県宮崎市のトム・ワトソンゴルフコースで最終ラウンドを行い、関東チームが通算5オーバーパーで関西チームを1打差で振り切り、2019年大会以来3度目の戴冠を果たした。個人戦は、首位スタートの永田愛梨(関東)が前半2度のダブルボギーを叩くなど3バーディ・3ボギー・2ダブルボギーの76と思わぬ乱調で一気に混戦の展開に。苦しい展開を強いられていた永田に迫ったのは、7打差6位タイでスタートした齋藤碧夏(北海道)だった。齋藤はバーディスタートを決めるなど前半で3つスコアを伸ばすと、後半13番までで2ボギーを叩いたが16番から連続バーディを決めて、この日5バーディ・2ボギーの69でホールアウト。永田と齋藤は通算2オーバーパーで優勝を分け合い、1打差の3位には仁科優花(関東)が入賞した。

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    関東チームのトップバッターを務めたのは田村萌来美。前半は9番の1ボギーで凌ぐ粘りのプレーを見せた田村だったが、11番(パー3)のダブルボギーでリズムを失ったのか、その後3つスコアを落とし、この日6オーバーパー78で不採用スコアに終わった。2番手の仁科は幸先よくバーディを決めると、4番でもスコアを伸ばし前半を2アンダーパーで終える。後半も安定したプレーで15番をバーディとして後を追う関西チームを引き離したかと思われたが、16番(パー5)でよもやのトリプルボギー。17番もボギーとした仁科は3バーディ・1ボギー・1トリプルボギーの1オーバーパーでホールアウト。勝負の行方を託された永田も76とスコアを落としてしまい、関東チームはこの日5オーバーパーでホールアウト。一方、2打差で首位を追っていた関西チームも苦戦。後藤あいが73、福田美来も75とスコアを落とし、この日のチームスコアは4オーバーパーに終わった。関東チームは苦しみながらも通算5オーバーパーで2019年大会以来3度目の優勝を決め、関西チームは1打差で3度目の2位に終わった。

    永田愛梨(関東)

    個人戦1位タイ:永田愛梨(関東)コメント

    「今日はドライバーショットが曲がって荒れたゴルフでした。パッティングは3日間良かったです。チーム戦はすごく楽しく、すごくプレッシャーを感じていました。技術的にもメンタル的にも鍛えられた3日間だったと思います。いつかオリンピックで金メダルを獲りたいなと思います」

    仁科優花(関東)コメント

    「今日は3日間でバーディ数が一番多かったです。前半のパー5でトリプルボギーをたたいて、流石にまずいなと思って。後半はなるべくボギーを打たないように。チャンスが来たらバーディを狙うというプレーで2アンダーパーでした。チームメイトの2人は先輩で色々とサポートしていただいて。そのおかげもあってチーム戦で優勝できたのかなと思います。将来は、世界で活躍できるプロゴルファーになりたいです」

    田村萌来美(関東)コメント

    「前半はパッティングも決まらず、ショットも少し荒れていて、全然安定していないゴルフでした。後半はアイアンショットが良くなって安定しだしたのですが、ドライバーショットが荒れて……。チーム戦は楽しかったです。2人のおかげで優勝できたので、感謝しています。来年はプロテストなので、自分の悪いところとか苦手な部分も全部練習して、頑張りたいと思います」

    斎藤碧夏(北海道)

    個人戦1位タイ:齋藤碧夏(北海道)コメント

    「ショットを曲げたら駄目というホールが18ホール続くような、毎ショット緊張するコースで最終ラウンドは1度も林にいれることなくバーディチャンスを作れたので、良かったです。この3日間は、ショットが悪いときはショートゲームでカバーして、ショットが付いたときはパッティングを決めることができて、良いゴルフができたと思います。今日もチーム戦では大差がありましたが、みんなで優勝を諦めないと決めてプレーをした結果が60台のスコアになって、チーム戦も3位になって良かったです」

    永田愛梨(関東)

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