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第8回8地区強化指定選手チーム対抗戦(男子)が終了。中部チームが通算-7で初優勝を飾る

    2024年度(第8回)8地区強化指定選手チーム対抗戦(男子)は12月12日、宮崎県宮崎市のトム・ワトソンゴルフコースで最終ラウンドを行い、中部チームが通算7アンダーパーで2位の九州チームに2打差をつけて本対抗戦初優勝を飾った。個人戦は、この日ベストスコアタイとなる69をマークした長﨑大星(九州)が通算11アンダーパーで2位の山﨑咲寿(関東)に8ストロークの大差をつけて優勝。通算2アンダーパーの3位タイにチーム戦を制した中部チームの清本貴秀と松山茉生が入賞した。

    ●8地区強化指定選手チーム対抗戦の成績はこちら

    九州チームに2打差をつけて最終ラウンドをスタートした中部チーム。先陣を切った矢野仁貴は1バーディ・3ボギーの74と2つスコアを落として不採用スコアに終わる。2番手の清本は1番からバーディとボギーが交互に来る落ち着かないスタートも前半を3バーディ・2ボギーの1アンダーパーで凌ぐと10番(パー5)で後続を突き放すイーグルを奪取。これで安定感を取り戻した清本は11番以降をスコアカード通りのプレーにまとめ、この日1イーグル・3バーディ・2ボギーの69をマークし、最終組の松山に託した。その松山は3番でボギーが先行したが7番(パー5)でイーグルを奪取。このまま波に乗りたいところだったが8、9番を連続ボギーとするミスがあり前半で1つスコアを落とす苦しい展開に。一方で九州チームがトップバッターの長﨑煌心が1アンダーパー、2番手の岡村昴汰がパープレーと中部を猛追。両チームの勝負の行方は松山と長﨑大星の終盤のプレーにかかってきた。勝負の後半、長﨑が3バーディ・2ボギーとあと一歩スコアを伸ばせなかったのに対して、松山は10番に続き最終ホールをバーディフィニッシュ。中部チームと九州チームはこの日ともに4アンダーパーでプレーを終え、通算7アンダーパーで中部チームの初優勝が決まった。

    清本貴秀(中部)コメント

    「今日はボギーもありましたが、後半出だしでイーグルを獲って。そこから厳しい距離のパーパットが全部入ってくれたので、3アンダーパーで終えることができました。チームに迷惑をかけることが一番怖かったので、必死に頑張りました。3日間、楽しめました。高校生のうちにナショナルチームメンバーになれるように頑張ります」

    松山茉生(中部)コメント

    「今日はドライバーを使って攻めのプレーをしました。林には1度も打ち込みませんでしたが、セカンドショットとパッティングが悪くて……1アンダーパーで終わってしまいました。昨日とスコアは同じですが、調子は良かったと思います。内容的には今日の方が良いゴルフでした。将来はもちろん世界で活躍したいです。まず、アマチュアでツアーで買って、プロになって活躍したいと思います」

    矢野仁貴(中部コメント)

    「今日も悪かったです。運が悪かったですね。ショットは良かったですが、風を読みきれず距離を合わせられませんでした。2オーバーパーに耐えることができたのは良かったです。2日間不採用スコアだったので悔しさはありますがチーム戦で優勝できて、個人戦も5位で悪い感じではなかったし、楽しかったです」

    長﨑大星(九州)

    個人戦優勝:長﨑大星(九州)コメント

    「スタートで右の林に打ち込んでしまい、今日は耐えるゴルフだと思っていましたが、前半は耐えつつ獲れるところは獲ってというゴルフができました。後半流れが悪くなる場面も15番からチャンスをしっかり連続バーディとできたことが、自分の中では大きいかなと思います。3日間、チームに貢献できたことが嬉しいです。来年は、アジアパシフィックアマ出場と日本アマ優勝を目標に世界ランキングもあげていきたいと思います」

    山﨑咲寿(関東)

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