明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、新たな気持で新年を迎えられたことと存じます。
年頭にあたり、公益財団法人日本ゴルフ協会を代表いたしましてご挨拶申し上げます。
2024年元旦に発生した能登半島地震さらに9月の奥能登豪雨により被災された皆様は、今なお厳しい生活を余儀なくされている方も数多くいらっしゃるかと思います。被災者の皆様に心よりお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興を祈念しております。
当協会の創立100周年となった昨年は、日本男女アマチュアゴルフ選手権やナショナルオープンゴルフ選手権を当協会との縁深いゴルフ場で開催いたしました。2024年は新たに60歳以上の女子アマチュアゴルファー日本一の座を争う日本女子グランドシニアゴルフ選手権を創始し、10月末に第1回大会を武蔵カントリークラブ笹井コースで開催いたしました。大会は、三木逸子さんが見事に初代チャンピオンに輝き、JGAタイトル9冠に華を添えました。同選手権のほか、当協会主催競技に出場された選手には、持てる技量の全てを発揮した素晴らしいプレーを見せていただき、大変な盛り上がりを見せました。
2024年8月にはパリオリンピック2024ゴルフ競技が開催され、松山英樹選手が日本男子ゴルフ初めてとなる銅メダルを獲得、山下美夢有選手もメダル争いの末に4位と好成績を残し、日本選手の強さを世界に示してくれました。当協会では、来年も引き続き競技を通じてのゴルフ振興に務めるとともに、4年後に開催されるロサンゼルスオリンピックでは、リオ、東京、そしてパリを超える成績を残せるよう、競技者強化事業を推進してまいります。
また、JGAは日本ゴルフの歴史と文化の継承に取り組んでいます。2024年は創立100周年を記念してJGAの歴史はもちろんのこと、日本ゴルフ界のこれまでの歩みを可能な限り正確で明確な記事と貴重な写真でご紹介し記録も検索することができるホームページ『GOLFPEDIA(ゴルフペディア)』を開設したほか、プロゴルファーだけでなくアマチュアゴルファーも顕彰の対象とする「日本ゴルフ殿堂」の創設に向け、日本プロゴルフ殿堂と協議を重ねております。2025年度中には、「日本ゴルフ殿堂」についての発表ができるように検討を続けてまいりますので、JGAの文化継承事業にもご協力をお願いいたします。
ゴルフ振興推進本部では、ゴルフ応援サイトでゴルフ場が取り組んでいるゴルフ振興策や地域貢献イベントの紹介、女性のゴルフ振興のためのイベント、日本シニアオープンの開催週をゴルフ健康週間としてゴルフと健康に関する「WAGスクール」やスタンプラリーなどを開催いたしました。そのどれもが、皆様から好評をいただき、ゴルフの素晴らしさを多くの方に伝えることができました。今後も、当協会では、ゴルフの普及・振興に努めてまいりますので、皆様のご参加をお待ちしております。
2025年5月には新たに日本女子シニアオープンゴルフ選手権を開催するほか、夏のジュニアの過密日程と健康への影響を考慮して日本ジュニアゴルフ選手権と高校選手権個人戦の1本化を行うなど当協会は、これからも日本ゴルフ振興のために関係団体と協働して事業にあたり、ゴルフの素晴らしさを伝えていく所存ですので、皆様のご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。
2025年が皆様のゴルフライフにとって素晴らしい年となるよう、心より祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
2025年1月1日
公益財団法人日本ゴルフ協会
会長 池谷正成
国内外のゴルフ振興に関する話題を掲載している「JGAゴルフ応援サイト」の更新情報をお知らせします。 ●『JGAゴルフ応援サイト』はこちらをご覧ください。 2017年に関西ゴルフ連盟が創始した80歳以上…
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