ベトナムのHoiana Shores GCで開催された2025年アジアパシフィック女子アマチュアゴルフ選手権が3月9日に閉幕。通算18アンダーパーでWONG,Jeneath(マレーシア)が優勝を果たしました。日本選手は藤本愛菜が通算9アンダーパーで日本選手最高位の9位タイで本選手権を終えました。
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スコアの伸ばしあいとなった本選手権。日本選手は第1ラウンドで岩永杏奈が65をマークして首位と1打差の6アンダーパーで2位、さらに1打差の7位タイに長澤愛羅、3アンダーパーの68で藤本愛菜が13位タイと好スタートを切りました。しかし、続く第2ラウンドで日本選手は流れに乗れず、藤本がパープレーで凌ぎ順位は13位タイを守ったものの、首位から7打差と大きく引き離されるなど、日本選手はスコアを落としてしまいました。ムービングデーは、上位陣が攻めのプレーを見せる中、藤本が3アンダーパー68をマークして首位と9打差ながら11位タイに順位を上げると、倉林紅も66を叩き出し、通算5アンダーパーの16位タイに浮上して、最終ラウンドを迎えました。
勝負の18ホール。藤本は4番から連続ボギーと苦しい立ち上がりも8番でこの日初バーディを奪って悪い流れを断ち切ると、後半10番に続き14番でバーディ。17番から連続バーディでフィニッシュし、5バーディ・2ボギーの68をマーク。通算9アンダーパーで日本選手最高位の9位タイに「スタートがちょっと悪かったですが、気持ちを切り替えて最後まで戦えて、良いプレーができてよかったです。日本とは違う風の強さの中でのショットの精度、打ち方を試すことができてよかったです」と4日間のプレーを振り返りました。
倉林は8、9番の連続バーディで上位を伺いましたが、後半3バーディ・2ボギーとあと一歩スコアを伸ばせず、3つスコアを伸ばしましたが、通算8アンダーパーの13位タイに終わり「前日に比べたら耐えるゴルフで少し苦しかったですが、バーディパットが決まってよかったです。トップ10入りを目標にしていて、良い順位まで来られたとおもいますが、もっと伸ばせたかなと思います」と満足な表情の中に悔しさをにじました。
本選手権を制したのは通算18アンダーパーでホールアウトしたマレーシアのWONG,Jeneath。「信じられないことです。こんなことが起きてショックを受けています。今日の目標は落ち着いてプレーすることでした。でも、チャンピオンとしてここに立てて、本当に良かったです。この優勝で、将来出場したいLPGAトーナメントでプレーできる経験を積めることは嬉しいです」と初優勝の喜びを語りました。
《日本選手の成績》
9位タイ(通算9アンダーパー):藤本愛菜
13位タイ(通算8アンダーパー):倉林 紅
30位タイ(通算イーブンパー):鳥居さくら
33位タイ(通算1オーバーパー):長澤愛羅、岩永杏奈
44位タイ(通算7オーバーパー);齋藤愛桜
カット:新地真美夏
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