※ トークセッションの動画はこちらからご覧ください。
2015年度(第25回)日本シニアオープンゴルフ選手権の開催を4か月後に控えた6月1日、会場のCOCOPA RESORT CLUB白山ヴィレッジゴルフコースに、ディフェンディングチャンピオンの倉本昌弘プロを招き、コース下見会とトークセッションを開催した。
日本シニアオープンの開催に向けてコースセッティングが進められている白山ヴィレッジゴルフコースの下見プレーに続いて開催されたトークセッションには、倉本プロの他、戸張捷オープン事業推進本部副本部長、菅真知同シニアコースセッティングディレクター、開催コースの福田正興社長が出席。倉本プロが昨年大会を振り返るとともに、コースの印象などについて語った。
昨年大会では、全米プロシニアを制した井戸木鴻樹と歴代優勝者の渡辺司を最終ホールのバーディで突き放して2度目のシニアオープン優勝を果たした倉本プロ。「やはり、シニアオープンで勝つというのは、ナショナルオープン優勝の経験が最後にものをいうものです。青木さんや中嶋さんに“ナショナルオープンは2度勝たないと本物ではない”とも言われていたので、勝ちたい気持ちは強かった。それが昨年とは思いもしませんでしたが」と笑いを誘うと、「でも、日本シニアオープンは日本で最高峰のシニア競技であり、優勝者は時代時代を代表する選手たちです。その仲間入りを果たしたいという気持ちは、とても強かった」と、日本シニアオープンへの思いを熱く語った。
開催コースは、「このコースでは男子プロのQTも開催されており、飛ばし屋が有利になると思います」と第一印象を抱いたよう。しかし、「ここ数年、ナショナルオープンのセッティングが変わって、設計家の意図を感じつつ、プレーヤーにどういうマネジメントをさせるのかを考えさせられるようになっている。そういう意味で、選手にとってやりがいのあるセッティングになっているので、今年も楽しみだし、飛ばせば有利ということにはならないと思う。そうなれば…」と、大会連覇での3度目の戴冠も期待させる言葉を残す。「優勝争いは、二けたアンダーパー。10アンダーパーは超えるかもしれないけれど、15アンダーパーはいかないぐらいになりそう」と、予想した倉本プロ。その連覇に立ちはだかるライバルとして「飛ばしが魅力の室田プロ。先週優勝の崎山君にはチャンスがあると思う。この試合は、優勝経験がものを言うし、室田プロはこのコースでQTを2回戦っているから、シニアオープンに近い芝の状態を経験しているのも大きいでしょう」と名前を上げた。
日本シニアオープンに向けて、プレー導線やギャラリー導線の邪魔となる木を2,000本も伐採し、本選手権開幕に備えるCOCOPA RESORT CLUB 白山ヴィレッジコース。コースでは、本選手権開催を記念してJGAミュージアム展やサテライトプロアマ大会の開催などを企画していますので、ゴルフファンの皆様のご観戦をお待ちしております。
2015年度(第25回)日本シニアオープンゴルフ選手権
10月29日(木)~11月1日(日) :COCOPA RESORT CLUB 白山ヴィレッジゴルフコース
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