公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA)オープン事業推進本部は17日に記者発表会を開催し、2016年度JGA主催ナショナルオープンゴルフ選手権の予選会概要を発表しました。
本年、日本オープンゴルフ選手権で3会場で実施した「ドリームステージ」(アマチュア予選会)を8会場に拡大するとともに、地区予選を3会場から6会場に倍増。最終予選会を2会場で開催することと致しました。
さらに、日本女子オープンゴルフ選手権と日本シニアオープンゴルフ選手権でも“ドリームステージ”を新設。日本女子オープンは2会場、日本シニアオープンでは4会場で“ドリームステージ”を開催いたします。
各ドリームステージのエントリー方法や実施規定は2016年2月上旬にJGAホームページで公開の予定です。エントリーフィは2万円(別途、プレーフィ(各開催コースが定める特別料金が必要))、エントリー開始は2016年2月中旬を予定しています。
2016ドリームステージ専用サイトはこちらから
■2016年度JGA主催オープン競技(予選)はこちらから(PDF)
■ 2016年度JGA主催競技(本選)はこちらから(PDF)
本発表に先立ち、永田圭司副会長(JGAオープン事業推進本部長)から「JGAではナショナルオープンのグローバル化と予選会のレベルアップに取り組んでいる。その改革のひとつとして“ドリームステージ”は、昨年、日本オープンで創設し、多くのゴルファーに参加いただいた。来年は、“ドリームステージ”をさらに拡充、拡大し、真のナショナルオープン競技として本選手権が発展していくよう改革を進めたい」と挨拶がありました。
続いて、戸張捷常務理事(JGAオープン事業推進本部副本部長/トーナメントプロデューサー)より、「ゴルファー数が減少しつつある中、より多くの方にゴルフを楽しんでいただく機会を作りたいと思い、昨年ナショナルオープン予選会の改革に着手しました。“ドリームステージ”は、トップレベルのアマチュアだけでなくJGA/USGAハンディキャップインデックスを取得していれば、誰でも参加できる競技です。来年は、より魅力ある“ドリームステージ”にするため、ゴルフファーの憧れでもあるゴルフコースに協力をいただき、ドリームステージは3オープンで14会場、地区予選は16会場、最終予選を4会場で開催する運びとなりました。是非、多くのゴルファーの皆さんに参加いただきたい」と予選会概要と“ドリームステージ”拡充の目的についての説明がありました。
特に、「シニア世代のアマチュアゴルファーの方が出場できるJGA主催のアマチュア選手権は55歳以上の出場資格であるため、50歳から54歳までのゴルファーが腕を競える場がありませんでした。ナショナルオープンの“ドリームステージ”は年齢制限なく出場できるので、是非、これまでシニア競技まで出場が出来なかったアマチュアプレーヤーに挑戦していただきたい」とシニアアマチュアゴルファーの出場に期待を寄せました。
ナショナルオープンに繋がる“ドリームステージ”への皆様の奮ってのご参加をお待ちしております。
《ドリームステージとは》
JGAが主催する日本女子オープン、日本オープン、日本シニアオープンを真のナショナルオープンとしていくために取り組んでいる改革のひとつであるとともに、公益財団法人としてゴルフの普及振興の為に昨年創設しました。ドリームステージはJGA/USGAハンディキャップインデックスを取得していれば、誰でも出場できます。昨年は日本オープンドリームステージを東北地区(グランディ那須白河・福島県)、関東(茨城ゴルフ倶楽部・茨城県、我孫子ゴルフ倶楽部・千葉県)の2地区3会場で開催し、271名が出場。12歳から76歳のアマチュアゴルファーが出場し、地区予選通過者は55名。そのうち3名(内、1名は日本アマで最終予選の参加資格を獲得したため、地区予選は欠場)が最終予選に進出しました。
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