公益財団法人日本ゴルフ協会は18日、平成27年度第2回臨時理事会を開催し、日本アマチュアゴルフ選手権・日本女子アマチュアゴルフ選手権の競技方式を36ホール・ストロークプレー上位32名によるマッチプレーから、72ホール・ストロークプレーに変更し、2016年度両競技の開催日程を変更することを決定いたしました。
なお、両競技の開催コースは本年7月発表の通り変更ありません。
《2016年度(第58回)日本女子アマチュアゴルフ選手権》
開催期日;平成28年6月21日(火)~24日(金)
開催コース:グランディ那須白河ゴルフクラブEAST/SOUTHコース(福島県)
《2016年度(第101回)日本アマチュアゴルフ選手権》
開催期日:平成28年7月5日(火)~8日(金)
開催コース:北海道ブルックスカントリークラブ(北海道)
日本アマチュアゴルフ選手権と日本女子アマチュアゴルフ選手権は、2000年から現在のストロークプレーとマッチプレーの競技方式を採用しています。16年の間、男子では宮里優作選手や金庚泰選手、女子は宮里藍選手、宮里美香選手など男女プロフェッショナルゴルフツアーを代表する選手たちがタイトルを獲得してきました。
マッチプレー方式は、ゴルフの起源であり、ストロークプレーでは見られない目の前の対戦相手との駆け引きや勝負の流れを読む力が試されるなど多くの魅力を持っています。その一方で、トーナメント方式であるが故に、日本一を決する決勝戦に進出できるのはマッチを勝ち抜いてきた2名に絞られてしまうことになります。
JGAは、ストロークプレー(メダルプレー)が今日まで発展した大きな理由の一つに、多くの選手に最後まで優勝のチャンスが残り、白熱したプレーが展開されることがあると考えます。各地区ゴルフ連盟が主催する地区アマチュアゴルフ選手権や日本パブリックゴルフ選手権を経て、日本アマチュアゴルフ選手権・日本女子アマチュアゴルフ選手権に出場する選手たちにとって、より多くの選手が最後まで優勝を目指すことが出来る競技方式を採用することで、男女アマチュアゴルファーのモチベーションがさらに高まり、ひいてはゴルフ振興につながることを期待しております。
マッチプレーとストロークプレーには、それぞれの特性があり、ゲームとしての魅力があります。私どもは、今回の決定によりJGA主催競技からマッチプレーによる選手権が消滅することについて、議論を重ねてまいりました。JGAが、ゴルフの起源でもあるマッチプレー方式の選手権を主催することは大きな意義を持つと考えており、将来的にはマッチプレー選手権の開催も引き続き検討してまいります。
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