9月22日~25日の4日間、大阪府茨木市の茨木カンツリー倶楽部・西コースで開催されたアジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップは、首位と6打差の13位タイで最終ラウンドをスタートした台湾の詹世昌(セン セショウ)が自己ベストを更新する62を叩き出し、通算10アンダーパーでホールアウト、大逆転で初優勝を果たした。また、ローアマチュアは8月の日本ジュニアゴルフ選手権男子15~17歳の部を制した小斉平優和が通算2オーバーパーで全体の33位タイで獲得した。
アジア太平洋ゴルフ連盟(APGC)、関西テレビ放送株式会社、三菱商事株式会社、(公財)日本ゴルフ協会(JGA)が主催し、JGAと(一社)日本ゴルフツアー機構(JGTO)、アジアンツアーが共同主管する「アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップ」。数多くの熱戦が繰り広げられてきた茨木カンツリー倶楽部・西コースで、新たな激戦が生まれた。
第1ラウンドで昨年の日本オープンチャンピオン小平智が単独首位に立ったが、第2ラウンドから本選手権をリードしたのは、タイの17歳、パチャラ・コンワットマイ。パチャラは、第3ラウンドを終えて通算8アンダーパーとし、2位の小池一平に1打差をつけて初優勝に王手をかけた。
勝負の最終ラウンド。上位陣のスコアが伸びない中で、驚異的なプレーを見せたのが詹世昌。詹は前半で3つスコアを伸ばして後半に入ると、10、12番でもバーディ。13番では20ヤードのバンカーショットを直接放り込み連続バーディとすると、その勢いのまま14番も奪って3連続バーディで優勝戦線に顔をのぞかせる。詹は17番でもバーディを奪い、この日8バーディ・ノーボギーの完璧なプレーで通算10アンダーパーで倶楽部ハウスリーダーとなる。一方、ここまで試合をリードしてきたパチャラは、15番からの連続ボギーが響き、通算6アンダーパーで4位タイ。小池一平も69とスコアを伸ばし切れずに終わり、詹の日本ツアー初優勝が決まった。詹は、今年7月にアジアと欧州の共催キングスカップに続いての勝利。11月のワールドカップにも台湾代表として出場が決まっている。
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