アジア太平洋ゴルフ連盟(APGC)が主催し、ロイヤルアンドエイシェント・ゴルフクラブ・オブ・セントアンドリュース(R&A)及びオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(ANGC)の協力のもとに、本年度創始された「アジアアマチュア選手権」が来年10月7日~10日の4日間、日本の霞ヶ関カンツリー倶楽部・西コース(埼玉県)で開催されることがAPGCより発表されました。
10月29日に第1回大会の会場のミッションヒルズゴルフコース・ワールドカップコースで行われた記者発表にはカン・スー・ハ(APGC会長)、ビリー・ペイン(マスターズトーナメント委員会委員長)、川田太三(日本ゴルフ協会常務理事・国際委員会委員長)が出席。日本開催決定にあたり、カン・スー・ハAPGC会長と川田太三 日本ゴルフ協会国際委員長が以下のコメントを発表いたしました。
なお、浅地洋佑(杉並学院高校1年)、伊藤慎吾(いなべ総合学園高校3年)、梅山知宏(作新学院高校3年)、大田和桂介(日本大学3年)、田村尚之(賀茂)、徳永智也(佐用)の6名の日本選手が出場している第1回大会(10月29日~11月1日)の詳細につきましては、公式ホームページこちらでご覧いただけます。
《カン・スー・ハ アジア太平洋ゴルフ連盟(APGC)会長からのコメント》
「APGCは日本の霞ヶ関カンツリー倶楽部が次回のアジアアマチュア選手権の主催地となったことを、とても喜んでいる。本選手権をゴルフ大国の日本で行うことは最も適切な決定であり、我々はとても素晴らしい場所を選択した。日本のゴルフは歴史が深く、このイベントが次の世代のゴルファーの刺激になることを願っている」
《川田太三 日本ゴルフ協会常務理事・国際委員会委員長のコメント》
「APGC、R&Aそしてマスターズの方々を日本に歓迎できることを心待ちにしています。この大会が日本で行われることは、我が国のトップアマチュアプレーヤー達が奮起する動機にもなります。そして霞ヶ関カンツリー倶楽部が本選手権の会場となったことを、とても嬉しく思っています。霞ヶ関カンツリー倶楽部は過去、アジア太平洋地域で様々な重要イベントの会場となってきました。国際色豊で世界的に焦点をおいたこの選手権をお迎えできることは、とても意義深いことです」
《霞ヶ関カンツリー倶楽部について》
霞ヶ関カンツリー倶楽部・西コースは、名匠の誉れ高い井上誠一氏の設計により、1932(昭和7)年6月12日に開場し、日本で初めて36ホールを擁するゴルフ場となりました。戦後、1957(昭和32)年には、我が国ゴルフ史でも特筆すべき出来事となったカナダカップ(現在のワールドカップ)が東コースで開催され、霞ヶ関カンツリー倶楽部の名も一躍世界に知られるようになりました。なお、東コースでは日本オープンゴルフ選手権競技(1995年)、日本女子オープンゴルフ選手権競技(1999年)が開催され、西コースは2006年に日本オープンゴルフ選手権競技の舞台となりました。
《アジアアマチュア選手権について》
アジアアマチュア選手権は、アジア太平洋ゴルフ連盟(APGC)が主催し、ロイヤルアンドエイシェント・ゴルフクラブ・オブ・セントアンドリュース(R&A)及びオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(ANGC)の協力の下、本年度創設されたアジア太平洋地区で最大規模の男子個人戦です。本選手権優勝者には、翌年のマスターズ本選と全英オープン最終予選の出場資格が付与され、同地区のゴルフ界の発展に大きく寄与することが期待されます。
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