アジア太平洋地区最大の男子アマチュア個人戦「アジアアマチュア選手権」が7日、埼玉県の霞ヶ関カンツリー倶楽部で開幕した。
本選手権は、アジア太平洋ゴルフ連盟が主催し、マスターズ並びにR&Aの共催の下に開催する大会で、アジア太平洋地域のゴルフ発展に寄与することを目的に昨年創設されたもの。本選手権には同地域を代表する男子トップアマチュアゴルファーが出場し、4日間72ホール・ストロークプレーで争われ、優勝者には2011年に米国で開催されるマスターズ・トーナメントへの招待を受け、さらに2011年に英国で開催される全英オープン選手権最終予選の出場資格が2位の選手とともに与えられる。
夢の舞台に挑戦する日本選手は、先のジュニアオープンゴルフ選手権で日本選手初優勝を果たし、日本ジュニアを制した小西健太、昨年の日本アマチャンピオンの宇佐美祐樹、今年の日本アマ優勝の阿部裕樹、2008年・2009年と日本学生連覇した大田和桂介、昨年の日本オープンローアマチュアの藤本佳則、今年のチャレンジツアーでアマチュア優勝を果たした小平智、ナショナルチームメンバーの松山英樹、川村昌弘のほか、将来の活躍を期待される浅地洋佑、伊藤誠道が出場する。
開幕に先立ち、5日にトーマス・リーAPGCチェアマンや安西孝之JGA会長、川合善明川越市長らと出場選手が会場の霞ヶ関カンツリー倶楽部に集い、ウェルカムレセプションが盛大に挙行された。
冒頭、挨拶に立ったトーマス・リーAPGCチェアマンは「本選手権は、アジア太平洋地区から世界に羽ばたく選手を輩出できる素晴らしい大会です。第2回大会を日本で開催できることを心より嬉しく思うとともに、開催まで御尽力を頂いた皆さんに感謝を申し上げます」と挨拶をすると、続いてホスト協会を代表して安西JGA会長が「本選手権は、アジア太平洋地区のトップアマチュアが競うだけでなく、マスターズや全英オープンという世界の全てのプレーヤーが憧れる夢の舞台へ直接繋がっている素晴らしい大会です。本選手権の開催にあたって、そのような舞台を用意いただいたR&AとオーガスタGAに深く感謝申し上げます」と挨拶があった。本選手権の開催にあたり、多大なお力添えを賜っている川合善明川越市長からは、「このような大きな大会が川越市で開催されることは、非常に名誉なことです。選手の皆さんには4日間、日頃の練習の成果を存分に発揮して優勝を目指して頑張っていただきたい」と、霞ヶ関CCでの4日間の熱戦に期待する言葉が選手たちにおくられた。
挨拶に続いて、神田光三霞ヶ関CC理事長より「カナダカップを霞ヶ関CCで開催させていただいて以来のこのような大きな大会の会場として私どもが御協力させていただけることを、光栄に思います。また、この機会が日本で益々ゴルフの発展に繋がることを期待しています」と挨拶に続き、乾杯の音頭がとられた。その後、関係者全員による鏡開きが行われ、出場選手を代表して昨年大会2位のエリック・チャン(韓国)選手から、本選手権への熱意が述べられ、ウェルカムレセプションは盛況のうちに終了した。
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