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日本ゴルフ協会と日本高等学校・中学校ゴルフ連盟が2025年度からの日本ジュニアゴルフ選手権共催を発表

公益財団法人日本ゴルフ協会と(JGA)一般社団法人日本高等学校・中学校ゴルフ連盟(高ゴ連)は6月5日、2025年度から日本ジュニアゴルフ選手権を共催することを決定し、都内ホテルで記者発表会を開催しました。今回の決定により、日本高等学校・中学校ゴルフ連盟が主催する全国高等学校・中学校ゴルフ選手権(緑の甲子園)は日本一の高校・中学ゴルフ部を決める団体戦、日本ジュニアは日本一のジュニアゴルファーの座を争う個人戦として2025年大会は本選手権創設からの通算回数となる第69回大会として開催することを発表しました。

夏休み期間中は、ジュニア競技はもちろんのこと、男女プロツアーにもジュニアゴルファーが出場する機会も増えたことにより過密スケジュールとなっており、選手並びに保護者への負担が大きくなっています。さらに、地球の気候変動の影響による酷暑が続き、熱中症などの危険性が高まっています。両団体は、アスリートファーストの精神のもとに選手の健康を守るとともに、日本ジュニアゴルフ選手権と緑の甲子園の日本タイトル価値向上を図り、日本のジュニアゴルフ界の発展に寄与することを目標に、日本ジュニアゴルフ選手権の共催を決定いたしました。

記者発表会に出席した池谷正成JGA会長は、「日本ジュニアゴルフ選手権と緑の甲子園はジュニアゴルファーのみなさんが最も重要な試合として位置づけて熱戦を繰り広げてくれています。しかしながら、ここ数年の記録的な暑さの中での競技は、選手の健康に危険な状況でありました。共催により、選手のみなさんがそれぞれの競技でベストなプレーをしてくれる環境を整えていけると思います。ジュニアゴルファーには、日本ジュニアでは選手自身の誇りのために、緑の甲子園ではチームメイトとの友情を深め、一致団結して日本一の座を目指して頑張ってほしいと思います」と挨拶。

続いて中曽根弘文高ゴ連会長より、「両団体が日本ジュニアゴルフ選手権を共催できることに格別の意義を感じています。JGAが新たな目標としているゴルフの普及と振興の意味において、ジュニア育成が最優先課題であり、今回の決定は、それに大きく貢献するものと思っています。日本ジュニアが名実ともに中高生が目指す最高峰の競技となるように我々も協力していきたいと思います」と本決定の意義を語りました。さらに、緑の甲子園については、「高校生の部は現在の形を踏襲する形で学校対抗、全国的に部活動が縮小傾向にある中学の部は、協力団体のジュニアゴルフクラブチーム連盟によるクラブチームとの連携を模索していくものと思っています」と来年からの展望を発表しました。

2025年度(第69回)日本ジュニアゴルフ選手権は2025年8月20日から22日の3日間、男子15~17歳の部が埼玉県川越市の霞ヶ関カンツリー倶楽部・東コース、女子15~17歳の部が霞ヶ関カンツリー倶楽部・西コース、男女12~14歳の部が埼玉県狭山市の東京ゴルフ倶楽部で開催いたします。

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