明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、新たな気持で新年を迎えられたことと存じます。
年頭にあたり、公益財団法人日本ゴルフ協会を代表してご挨拶申し上げます。
昨年8月にリオ・デ・ジャネイロで開催されたオリンピックで112年ぶりにゴルフが実施競技に復活し、大変な盛り上がりを見せたことは、2020年に控える東京オリンピックに繋がる慶事となりました。昨年の日本女子オープンで畑岡奈紗選手が最年少で史上初のアマチュア優勝を成し遂げ、日本オープンでは松山英樹選手が見事に初戴冠を果たしました。両選手とも東京オリンピックでのメダル獲得を目標に、本年は世界を舞台に一層の活躍を期しており、ゴルフファンの皆様も大いに期待を寄せられていることと思います。
弊協会では、一昨年より、JGAナショナルチームのヘッドコーチにガース・ジョーンズ氏を招聘し選手強化に努めておりますが、今後は、プロ団体とも連携を強化し、2020東京オリンピックにおけるメダル獲得と、世界のメジャー競技に優勝することを目指して、世界水準の新しい強化プログラムを構築する準備をしております。
弊協会では本年も引き続き、ナショナルオープンゴルフ選手権という夢の舞台に誰もが挑戦できるアマチュア予選会「ドリームステージ」を開催してまいります。1月下旬から2月上旬にかけてエントリーが始まりますので、皆様の奮ってのご参加をお待ちしております。私どもは、より多くの皆様にJGA/USGAハンディキャップインデックスを取得していただき、「ドリームステージ」を通じて、ゴルフの楽しさをお伝えできればと願っております。
最後に、なんとしても実現しなければならないのが、オリンピック実施競技にも関わらず存続されているゴルフ場利用税の廃止です。平成29年度は、残念ながら、ゴルフ場利用税は存続されることになりましたが、平成29年度税制改正大綱に、「長期検討事項」として初めて記載されました。2020東京オリンピックまでにゴルフ場利用税を廃止すべく、関係者一同一丸となって取り組んでまいりますので、皆様のご支援をお願い申し上げます。
最後になりましたが、皆様のご健勝とご活躍を祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます
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