11月22日、衆議院第一会館で「第3回全日本ゴルフ振興会議」が開催され、スポーツ庁長官杯第2回ゴルフフェスタ全国大会で優勝された元脇延幸さんに鈴木大地長官から優勝杯が授与されました。
本大会は、(公財)日本ゴルフ協会と(公社)日本パブリックゴルフ協会が主催し、スポーツ庁が後援、日本ゴルフ場支配人連合会の協力により8月1日から31日の1ヶ月間、全国234コースでプレーしたJGA/USGAハンディキャップインデックスを取得している方を対象とした全国アンダーハンディキャップ競技で、本年が第2回目。3,311人が参加した本大会で見事に優勝したのは、元脇延幸さん(80歳)でした。
元脇さんは、「本日はこのようなすごい方々が出席されるとは知らなかったです」と幾分緊張の表情でしたが、鈴木大地長官から優勝杯を授与されると、満面の笑み。「60歳を機にこれからも末永く出来るスポーツは何かと考えた時、社会人の時に親しんだゴルフに本気になろうと思いました。ゴルフは体幹が大切なスポーツなので、それ以来、ここ数年は怪我もありましたが、毎朝5時に起床してストレッチやウォーキング、週に3回から4回はスポーツジムでトレーニングを続けています」と80歳の今でも努力を続けている話を披露し、「今の目標は、2020年の東京オリンピックまでこの大会に出場して、最高齢優勝記録を更新すること」と、来年大会以降への意欲を語ってくれました。
なお、本会議では、国際ゴルフ連盟で理事を務められている平山伸子氏による「国際的に見た我が国ゴルフの状況と振興について」と題した講演、スポーツ庁から平成30年度ゴルフ場利用税廃止要望など「スポーツ庁におけるゴルフ振興の取り組みについて」の報告があり、出席者の皆様が活発な意見を交わされました。
全日本ゴルフ振興会議は、競技人口の減少やゴルフ場利用税などゴルフが抱える現状を広く国民の皆様に知っていただき、ゴルフへの関心を高めていただき、2020年東京オリンピックゴルフ競技の成功と、更なる日本ゴルフ界の発展につなげるために、広く財界・スポーツ界・文化・芸能などゴルフに深い造詣をお持ちの各界24名の有識者の方に発起人のご賛同を得て、2016年4月22日に発足したものです。
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