1月17日に都内ホテルで恒例の「2018年ゴルフ新年会」が開催されました。新年会にはスポーツ庁や国会議員など多数の来賓にご出席いただき、ゴルフ関係者500人を超える来場者が訪れ、盛大に行われました。
冒頭、ゴルフ16団体を代表して日本ゴルフサミット会議議長を務める竹田恆正(公財)日本ゴルフ協会会長より、新年会に先立ち開催されたゴルフサミット会議で採択された「ゴルフ振興の中期目標(20歳代後半から30歳代前半のゴルフ実施率を10%強に引き上げる)」、「選手強化」、「イメージアップ」のゴルフ活性化への取組みについて説明があり、特に選手強化について、組織的な強化に取り組むことで成果を出している韓国、中国、タイに後れを取らないよう、JGAナショナルチームヘッドコーチを務めるガレス・ジョーンズ氏のもとオリンピック対策本部強化委員会の倉本委員長、小林副委員長、丸山ヘッドコーチと連携し、本年度から発掘育成、JGAナショナルチーム、ルーキープロ、オリンピック強化指定選手、オリンピック代表選手と繋がる一気通貫での強化システムをプロ3団体と構築することが表明されました。また、このプログラムを遂行していくために必要な資金は、日本ゴルフサミット会議の支援の下、オールジャパンの体制でゴルファーからの寄附や企業からの協賛を募ることが説明され、出席者の皆様への支援をお願いしました。
さらに、昨年に継続審議となったゴルフ場利用税の廃止、国家公務員倫理規程の見直しについては、「本年は、2020年の東京五輪に間に合わせるという意味でも最後のチャンス。国際的に見ても矛盾しているこれらの問題は、スポーツ庁やご支援いただいている国会議員の方々とも連携して、さらに力を入れて一丸となって活動していきたい」と、日本ゴルフ界を再び興隆に導くために諸課題に「オールジャパン」で活動に取り組んでいく強い決意が示されました。
なお、ゴルフ新年会に先立ち、竹田恆正JGA会長と倉本昌弘PGA会長による「我が国のゴルフ界の発展と活性化のための提案~JGAとPGAが取組む未来への対応~」と題した特別講演が行われ、ジュニアへのゴルフ普及や発掘育成、エリートゴルファーの強化など”日本ゴルフ界の再活性化”という同じ目標に向けて、両団体が協力して事業に取り組んでいくことが表明されました。倉本PGA会長からは「一昔前では、JGAとPGAが密に連携をとるというようなことは想像もできなかったかもしれません。しかし、両団体の定款で同じ目標のために事業を行っている現状の中、プロとアマの垣根が低くなっていくことは当然のこと。これからは、日本ゴルフ界の再活性化を目指して進む大きな船に全団体が乗船していただき、ともに諸課題の解決に取り組んでいきたい」と講演を結びました。
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