【新年のご挨拶】

明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、新たな気持ちで新年を迎えられたことと存じます。
年頭にあたり、公益財団法人日本ゴルフ協会を代表してご挨拶申し上げます。

昨年は、令和という新たな時代の幕が開きました。日本ゴルフ界では、全英女子オープンで渋野日向子選手が日本女子選手42年ぶりのメジャー優勝、ナショナルチームメンバーの金谷拓実選手がアマチュアとしてツアー競技優勝を果たし、また他のナショナルチームメンバーも国内外で素晴らしい成績を残すなど明るい話題があった一方で、秋には大型台風により多くの方やゴルフ場が被災されました。心よりお見舞い申し上げますとともに、1日も早い復興を祈念いたします。

今年は、いよいよ東京オリンピックが開催されます。ゴルフ競技の会場となる霞ヶ関カンツリー倶楽部・東コースでは、万全のコースコンディションで世界トップレベルの選手を迎えるべく、スポーツの祭典に向けて、スタッフが日夜を問わずコースメンテナンスに勤しんでいます。また、日本の候補選手も日の丸を背負ってプレーし、メダル獲得を目標に、日々、練習に勤しんでいることと思います。私どもも、国際ゴルフ連盟、組織委員会、JOC、会場となる霞ヶ関カンツリー倶楽部、プロ団体をはじめとするゴルフ関連団体とオールジャパンの体制で東京オリンピック成功に向けて諸準備を進めておりますので、皆様の変わらぬご支援とご協力をお願いいたします。

また、世界的なゴルフ振興の一環として、2020年からハンディキャップが規則化され世界統一のワールドハンディキャップシステム（WHS）が導入となりました。日本では、本年秋以降のシステム導入を予定しております。具体的な導入スケジュールや詳細につきましては、決定し次第、JGAホームページなどでお知らせいたします。ゴルファーの皆様にはハンディキャップインデックスをご活用いただき、各倶楽部のハンディキャップ競技でも、是非、WHSを採用していただき、より充実したゴルフライフをお過ごしいただきたいと願っております。

本年度の競技につきましては、日本オープンは紫カントリークラブ・すみれコース（千葉県）、日本女子オープンは、ザ・クラシックゴルフ倶楽部（福岡県）、日本シニアオープンは鳴尾ゴルフ倶楽部（兵庫県）での開催となります。5月には千葉県の総武カントリークラブ・総武コースでアジアパシフィックオープンダイヤモンドカップの開催も控えております。また、ナショナルオープンのアマチュア予選会「ドリームステージコンペティション」の日程・会場の発表も控えておりますので、本年も多くのゴルファーの皆様の参加をお待ちしております。