明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、新たな気持で新年を迎えられたことと存じます。
年頭にあたり、公益財団法人日本ゴルフ協会を代表いたしましてご挨拶申し上げます。
2021年は、一昨年に続き、新型コロナウィルス感染症の世界的パンデミックの影響が色濃く残る1年となりました。そのような厳しい社会状況の中ではありましたが、4月にはオーガスタナショナル女子アマでナショナルチームの梶谷翼さんが優勝、そして翌週のマスターズ・トーナメントでは松山英樹選手が日本人男子選手初のメジャータイトルを獲得、6月に開催された全米女子オープンでは笹生優花選手と畑岡奈紗選手によるプレーオフの末に笹生選手が大会史上最年少で優勝、8月には東京オリンピック2020で稲見萌寧選手が日本ゴルフ界初の銀メダルを獲得、更には11月に開催されたアジア太平洋アマチュアで、中島啓太選手と橋本美月選手がそれぞれ優勝するなど日本選手が素晴らしい活躍を見せてくれ、国民の皆様に明るい話題をお届けすることが出来ました。閉塞感漂う世情の中で、日本ゴルフ界が明るい話題を提供できたことを大変嬉しく思います。
昨年4月に、日本ゴルフ協会は定款を変更し、ゴルフの健全な発展と普及、ゴルフのイメージアップを図る活動が最も大切な事業であることを明確にしました。少子高齢化などの日本社会の構造変化、環境問題、先行き不透明な経済状況など困難が予想される中でもゴルフが持続可能性を持ったスポーツとして将来に渡って国民の皆様に親しまれるよう諸事業に取り組んでまいります。本年春からはワールドハンディキャップシステム(WHS)の日本国内での稼働開始も予定されておりますので、是非、ご期待いただきたいと思います。
2022年が皆様にとって素晴らしい年となるよう、心より祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
2022年1月1日
公益財団法人日本ゴルフ協会
会長 竹田 恆正
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