公益財団法人日本ゴルフ協会は6月8日、2021年度第1回定時理事会を開催し、2025年度(第58回)日本女子オープンゴルフ選手権をチェリーヒルズゴルフクラブ(兵庫県三木市)、2026年度(第59回)大会を宝塚ゴルフ倶楽部・旧コース(兵庫県宝塚市)で開催することを決定いたしました。
両コースともに、日本女子オープンゴルフ選手権は初開催となります。
【チェリーヒルズゴルフクラブ(2025年度(第58回)日本女子オープンゴルフ選手権開催コース)】
点在する池や小川、なだらかな丘陵。日本の美しい自然を活かしてレイアウトされたコースは、クラブ名そのままに色彩豊かな花木が配され、しなやかな美しさが際立ちます。コースデザインは全米オープン開催コースなどを手掛ける世界的コースデザイナーのロバート・トレント・ジョーンズJr.。完成後のコースを見て「日本の美しさを象徴するような山紫水明の地に、これまでの日本にないイメージで、さしずめ神秘的で気高い古城のようなコースが仕上がった」と語っています。
ロバート・トレント・ジョーンズJr.の設計哲学は「リスク&リワード」で、ハザードの危険を克服すればスコア上の報酬が得られるというもの。リスクの高いベストルートと、安全なパーやボギールートが設定されており、どちらを選ぶかはプレーヤーの技量と考えに委ねられます。
厳格なメジャーの開催条件もクリアするハイクオリティなコースに加え、ヨーロピアン調の気品漂うハイグレードなクラブハウスも魅力のひとつです。
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【宝塚ゴルフ倶楽部・旧コース(2026年度(第59回)日本女子オープンゴルフ選手権開催コース)】
1926年に関西地区で5番目に開場した宝塚ゴルフ倶楽部。日本女子オープンの舞台となる旧コースは、日本のプロゴルファー第1号といわれる福井覚治氏が担当し、当初逆瀬川上流のみかん畑に3ホールを造成。その後、6ホールに拡張され、関西ゴルフ界興隆の中心人物となった広岡久右衛門氏の設計により、1930年に18ホールとなりました。流れ行く時代の中にあって、自然の地形を活かし、ゴルフがプレーされた当時の原野を思わせる趣きの旧コースは、どこか懐かしさも感じさせるコースです。
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