本日開催された「2022年度第2回臨時理事会」において公益財団法人日本ゴルフ協会会長を拝命いたしました。コロナ禍、不安定な世界情勢、先行き不透明な経済状況の中、日本ゴルフ界がこれからも発展し続けていくために、執行部が一丸となって全力を尽くして任務に当たってまいる所存ですので、皆様のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
我が国の中央競技団体は、スポーツ庁が発刊する「スポーツガバナンスコード」に則った組織運営が求められ、それぞれの団体が改革に取り組んでいます。当協会も時代の趨勢に合わせた組織とするために竹田恆正前会長が定款の変更や組織改革、日本のゴルフが世界でのプレゼンスを高めていくための競技者育成強化などに取り組まれてこられました。私は、それらの取り組みを引き継ぎつつ、若者や女性ゴルファー創出のための環境整備を含むゴルフ振興、組織運営の透明性向上、ゴルフをより楽しんでいただけるコンテンツであるワールドハンディキャップシステムや正しい規則の普及、そして今後のオリンピックでもメダル獲得を目標とする選手強化事業に注力し、日本ゴルフ界の発展に寄与してまいります。
コロナ禍の中、昨今は国民の皆様の健康意識が強まり、ゴルフへの関心が高くなっています。自然の中、感染リスクが低い環境下で楽しめるスポーツであるゴルフへの新たな期待は、ゴルフ人口の増加という形になって現れています。一方でゴルフの本質の一つであるマナー・エチケットの乱れも問題になっています。日本ゴルフ協会は、ゴルフというスポーツの普及とともに、マナー・エチケットの啓発にも引き続き取り組み、楽しく正しくゴルフを楽しんでいただけるように努めてまいります。
日本ゴルフ協会は2024年に創立100周年を迎えます。私どもは、それを一つの節目とし、ゴルフという素晴らしいスポーツが将来にわたって持続可能なものであり続けるよう、すべてのゴルファーのために活動してまいりますので、皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2022年6月24日
公益財団法人 日本ゴルフ協会
会長 池谷 正成
国内外のゴルフ振興に関する話題を掲載している「JGAゴルフ応援サイト」の更新情報をお知らせします。 ●『JGAゴルフ応援サイト』はこちらを御覧ください。 ゴルファーがパットやショットの動きができなくな…
公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA)は創立100周年を記念して、創立日の10月17日にゴルフの史実を明確に振り返る記事と記録の閲覧が可能なホームページ「GOLFPEDIA」(ゴルフペディア)を開設した…
日本オープンを担当するレフェリーには定年(70歳)があります。レフェリーは毎年、規則知識をアップデートしなければならないだけでなく、体力的にも非常にタフな任務であること、そして世代交代をしていくために…