【R&A・JGAゴルフ振興に関する共同記者発表～“ゴルフと健康”及び“女性とゴルフ”～を開催】

R&Aと日本ゴルフ協会（JGA）は9月28日、千葉県野田市の紫カントリークラブ・すみれコース内のJGAマーキーで「R&A・JGAゴルフ振興に関する共同記者発表～“ゴルフと健康”及び“女性とゴルフ”を開催しました。
本記者発表には、R&Aからドミニク・ウォール氏（アジア太平洋ディレクター）、スポーツ庁から星野芳隆審議官、JGAから吉田裕明（JGAゴルフ振興推進本部副本部長）と平山伸子（同副本部長）が出席。
R&Aが2016年から世界ゴルフ財団との協力で取り組んでいる「ゴルフと健康」について、寿命の延伸や身体的健康の強化、心の健康の向上などが見られる論文を英国スポーツ科学ジャーナルに掲載していることが紹介された他、ゴルフ観戦による歩行を促し、ゴルフをプレーすることだけでなく、コースで観戦することも健康につながることが説明されました。また、R&Aが取り組む女性へのゴルフ振興についても紹介があり、女性ゴルフ振興憲章について説明されました。

JGAより司会進行役の山中博史（JGAゴルフ振興推進本部本部長）から2021年4月の定款変更により日本におけるゴルフの取り巻く環境の整備を行い、ゴルフ人口の底辺拡大をすることを目的にJGA内に組織されたゴルフ振興推進本部について説明を行い、国内外のゴルフに関する情報の発信を行うことでゴルフ界全体の活性化を図る「情報シェアリング部会」、ゴルフを通じて健康維持増進に寄与し「生涯スポーツ」「国民スポーツ」としてのゴルフの社会認知を進める「ゴルフと健康部会」、より多くの女性にゴルフを継続してもらうとともに、ゴルフ界における女性の地位向上を図る「女性とゴルフ部会」の3つの部会の目的および事業内容を説明しました。平山副本部長より「女性とゴルフ」について、JGAがR&Aの女性ゴルフ振興憲章に賛同し、2019年2月に署名して以来、女性ゴルファーの増加、ゴルフのライフスタイル化、ゴルフ界に従事する女性の地位向上・役員登用に取り組んでいることが紹介され、今後の具体的な展開として、全女性ゴルファーを対象にしたイベント『Women’s Golf Day（2023年は6月6日の開催）』を全国規模で開催できるよう支援する活動から始めることが説明されました。

スポーツ庁の星野芳隆審議官より2022年から2026年の第3期スポーツ基本計画として、成人の週1日以上のスポーツ実施率を現在の56.4％から70％に引き上げること目標とし、多様な主体におけるスポーツの機会創出、スポーツによる健康増進、スポーツを通じた共生社会の実現について説明されました。

「R&A・JGAゴルフ振興に関する共同記者発表～“ゴルフと健康”及び“女性とゴルフ”～」の模様は、後日JGA公式ユーチューブチャンネルで公開の予定です。