明けましておめでとうございます。
皆さまにおかれましては、新たな気持ちで新年を迎えられたことと存じます。
新年にあたり、日本ゴルフ協会を代表してご挨拶申し上げます。
昨年の日本ゴルフ界を振り返りますと、男女とも若いプレーヤーの活躍もあり、ゴルフファンだけでなく、多くの国民の皆さんにゴルフが注目を集め、明るい話題に事欠かない1年となりました。
当協会では、国際交流事業の一環として5月に「クィーンシリキットカップアジア太平洋女子ゴルフチーム選手権」を千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ・袖ヶ浦コースで開催した他、11月にオーストラリアで開催された世界アマチュアゴルフチーム選手権では、男子が19位タイ、女子チームは5位の成績を残しました。ジュニア世代からの一環育成システムの下、ナショナルチーム強化を進めておりますが、世界との体力の差を痛感する結果となりました。本年は、体力強化に重点を置いた強化に取り組み、少しでも早く世界を舞台に活躍する選手を輩出できるよう、努力してまいります。
また、ルールやエチケット、ハンディキャップといったゴルフの根幹に関わることについても、引き続き普及に努めてまいりますので、ゴルファーの皆様、ゴルフ関係者の皆様のお力添え賜りたく、お願い申し上げます。
本年10月には、国際オリンピック委員会(IOC)にて2016年のオリンピック開催地と競技種目が決定されます。国際ゴルフ連盟(IGF)では昨年の北京オリンピック開催時にロビー活動を行うなど、各国のゴルフ協会と連携してゴルフをオリンピック競技に加えてもらう活動を行っています。すでに日本では国民スポーツとして老若男女に楽しまれているゴルフがオリンピック競技となれば、これまで以上に数多くのゴルフファンを生み、日本のみならず世界でゴルフ振興が図られることと期待しております。
昨年末、アメリカに端を発したサブプライムローン問題による経済不況は、今後も予断を許さない状況であるとは思いますが、ゴルフを通じて少しでも明るい話題が提供できるよう、当協会としても力を尽くす所存です。
ゴルフファンの皆様におかれましては、当協会の諸事業に変わらぬご支援を賜りたく、お願い申し上げます。
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