皆様におかれましては、新たな気持ちで新年を迎えられたことと存じます。
新年にあたり、日本ゴルフ協会を代表して御挨拶申し上げます。
昨年3月11日に発生した東日本大震災は東北・関東地区に甚大な被害をもたらし、さらに原発事故により周辺地域に暮らす方々は、いまなお厳しい生活を強いられております。このような困難の中で、当協会では1日も早い復興を願うとともに、その支援を末永く継続していくために、本年も「グリーン・ティー・チャリティー」に取り組んで参りますので、皆様方の変わらぬ御支援を賜りたく存じます。
本年、当協会は、本土復帰40周年となる沖縄県で日本オープンゴルフ選手権競技を開催いたします。沖縄県では、本選手権を記念事業として位置づけていただいており、日本一の男子ゴルファーを決する最高峰の舞台を迎えるために、多大なお力添えをいただいております。ゴルフファンの皆さまにも是非、本年の日本オープンゴルフ選手権競技をお楽しみいただければ幸いです。さらに、10月にはトルコで世界最大のアマチュアゴルフチーム選手権である世界アマチュアゴルフチーム選手権が開催されます。2014年にホスト国として迎える本選手権での優勝を果たすために、当協会では競技者育成強化本部を中心に各地区ゴルフ連盟、ゴルフ関係団体と連携して競技者強化事業に取り組んでおり、トルコでの世界アマチュアゴルフチーム選手権は、その試金石となります。この競技者強化事業は、2016年にリオ・デ・ジャネイロで開催されるオリンピックでの金メダル獲得も目標としており、本年はその目標に向かって、さらなる競技者強化事業の推進を図る所存です。
2014年からUSGAスロープシステムが導入されます。本システムの導入により、JGAハンディキャップはこれまで以上に公平性が高められ、JGAハンディキャップを取得すれば、誰もがそのコースに見合ったハンディキャップでゴルフ競技を楽しむことが可能となります。ゴルファーの皆様方が一層ゴルフ競技を楽しみ、1度でも多くゴルフをプレーしていただくことが出来るよう、当協会では本年から本格的な準備段階に入りますので、皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。
本年は、4年に1度のゴルフ規則改訂の年となりました。ゴルフ規則の変更点などについては、当協会ホームページや会報などに詳細を説明させていただいております。ゴルファーの皆様には、ゴルフ規則を改めて見直し、ゴルフの精神である「フェアプレー」、「マナーとエチケット」を遵守いただいて、今年1年もゴルフを愛し、楽しんでいただけるよう祈念申し上げます。
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