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【新年のご挨拶】

皆様におかれましては、新たな気持ちで新年を迎えられたことと存じます。
新年にあたり、日本ゴルフ協会を代表してご挨拶申し上げます。

当協会は昨年4月、公益財団法人の認可を受け、新たな一歩を踏み出しました。「日本ゴルフ界のコーディネーター」として、日本ゴルフ界全体の発展のために、これまで取り組んで参りました諸事業に公益財団法人としての責務を負い、より一層事業推進を図ってまいります。
特に、本年は「USGAハンディキャップシステム」の正式導入を翌年に控え、加盟ゴルフ倶楽部の皆様方やゴルフ関連団体、さらにはゴルファーの皆さんに「USGAハンディキャップシステム」をご理解いただく大切な1年となります。「ハンディキャップシステム」は老若男女が等しく競い合えるゴルフ特有のシステムであり、本システムの導入によりゴルファーの皆さんのゴルフの楽しみ方が多様化し、ひいては日本ゴルフ界発展につながるものであります。本システムの正式導入に向けて、是非、皆様の御理解とご協力をお願いいたします。

また、2014年にはホストとして世界アマチュアゴルフチーム選手権が開催されます。当協会では、世界最大のアマチュアゴルフチーム選手権を成功裏に終了させるため、開催コースの軽井沢72ゴルフとも連携をとり、諸準備を進めております。競技者育成強化本部でも昨年創立いたしました「日本アマチュアゴルフランキング」を活用し、JGA男女ナショナルチーム・同候補選手の選考と強化、さらには各地区ゴルフ連盟でも将来の日本代表を目指す指定強化選手制度が導入されるなど、ここ数年苦戦が続いている国際競技での日本復活を期して、JGAと各地区ゴルフ連盟が一体となって競技者育成強化事業に取り組んでおります。ゴルファーの皆さんには、毎年6月と12月に更新される「日本アマチュアゴルフランキング」でひとつでも順位を上げられるよう、日ごろの修練を積んでいただくことを期待しております。
2016年のリオ・デ・ジャネイロオリンピックでは、約1世紀ぶりにゴルフが実施競技に復活いたします。ゴルファーが日の丸を背負い、アスリートの祭典であるオリンピックに参加し、メダル獲得を目指すためには、アマチュア時代から一貫した育成強化方針のもとに競技力を向上させていく必要があります。JGAの競技者育成強化事業は、世界アマチュアゴルフチーム選手権、さらにその先に控えるオリンピックのためにも重要施策として位置付けておりますので、関係各位のご協力をお願いするとともに、JGAでも国内プロ団体と一致団結して、日本代表選手のメダル獲得に向けて同事業を進めてまいる所存です。

昨年、当協会主催ナショナルオープンゴルフ選手権はいずれも大熱戦となり、ゴルフファンに多くの感動を残しました。本年は、10月3日から6日の4日間、神奈川県の相模原ゴルフクラブ・東コースで日本女子オープンゴルフ選手権、10月17日から20日で茨城県茨城ゴルフ倶楽部・東コースで日本オープンゴルフ選手権、10月31日から11月3日に福岡県の麻生飯塚ゴルフ倶楽部ブルー・グリーンコースで日本シニアオープンゴルフ選手権を開催いたします。当協会では主催オープンゴルフ選手権をより魅力ある大会とするため、ギャラリーサービスを充実させております他、豊富な品ぞろえでマーチャンダイジング商品をご用意しております。また、開催コースのご協力の下、今まで以上にフェアで白熱した試合展開が生まれるよう、コースセッティングも進めています。ナショナルオープンならではの1打を争う緊張感溢れる試合、さまざまな記念グッズをご用意しておりますので、ゴルフファンの皆様には開催を心待ちにしていただくとともに、是非、会場に足をお運びいただきたいと思います。

最後になりましたが、皆様の今年1年の御健勝と御活躍を祈念いたしまして、私の挨拶とさせていただきます。

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