公益財団法人 日本ゴルフ協会は4日、平成25年度第3回定時理事会を開催し、2016年度(第26回)日本シニアオープンゴルフ選手権を千葉県の習志野カントリークラブ キング・クイーンコース、2017年度(第50回)日本女子オープンゴルフ選手権を我孫子ゴルフ倶楽部で開催することを決定いたしました。
《習志野カントリークラブ(キング・クイーンコース)》
2016年度(第26回)日本シニアオープンゴルフ選手権 開催コース(初めての開催)
習志野カントリークラブ(キング・クイーンコース)は、名匠の誉れ高い藤田欽哉氏の設計により1965(昭和40)年に開場。過去には、男女プロフェッショナルツアー競技も開催され、ゴルフファンには馴染み深いコースです。キングコースはティーショットの飛距離とアンジュレーションの大きいグリーンが特徴で、クイーンコースは池やバンカーなどが配され戦略性に富む難コースとして知られています。熟練の技が光るシニア選手が、この難コースをどのように攻略し優勝杯を手にするのか、熱戦が期待されます。
(過去の開催実績)
日本女子アマチュアゴルフ選手権(1983年:優勝 松原寿江、1992年:優勝 芳賀ゆきよ)
日本オープンゴルフ選手権(1977年:優勝 S.バレステロス)
クィーンシリキットカップアジア女子太平洋招待ゴルフゴルフチーム選手権(1995年)
サントリーオープン(1974年~1997年)
クラシエ フィランソロピー LPGAプレイヤーズチャンピオンシップ(2007年)
カゴメ フィランソロピー LPGAプレイヤーズ チャンピオンシップ(2008年)
《我孫子ゴルフ倶楽部》
2017年度(第50回)日本女子オープンゴルフ選手権 開催コース(2回目の開催)
我孫子ゴルフ倶楽部は1930(昭和5)年に赤星六郎氏の設計により開場。C.H.アリソンの影響を受けた赤星氏は、グリーンサイドの深いバンカーや砲台グリーン、クロスバンカーを巧みに配し、後世に残るレイアウトを作り上げ、林由郎プロ、佐藤精一プロ、青木功プロ、海老原清治プロらの名手が我孫子ゴルフ倶楽部で研鑚を積みました。2012年には赤星氏の原設計思想を守りつつ、道具の進化や新時代に通用する戦略性の高いコースとするために、アメリカで年間最優秀設計家賞の受賞経歴を持つブライアン・シルバ氏と、同氏のイメージを具現化する造形担当者のカイ・ゴルビー氏に改修を依頼し、ワングリーン化を実施しました。リノベーションされた同倶楽部で2度目の開催となる日本女子オープンでは、より選手たちの技量が試され、白熱した試合となることが期待されます。
(過去の開催実績)
日本アマチュアゴルフ選手権(1936年:優勝 佐藤儀一、1967年:優勝 中部銀次郎)
日本女子アマチュアゴルフ選手権(1954年:優勝 西邑敦子、1955年:優勝 伊沢鈴子、1981年:優勝 原早里)
日本オープンゴルフ選手権(1950年:優勝 林由郎)
日本女子オープンゴルフ選手権(2009年:優勝 宋ボベ)
日本シニアオープンゴルフ選手権(2002年:優勝 福沢孝秋)
日本学生ゴルフ選手権(1954年:優勝 松本富夫)
日本シニアゴルフ選手権(1983年:優勝 山口梅吉)
全国小学生ゴルフ大会(2011年)
日本アママッチプレーゴルフ選手権(1992年:優勝 片山晋呉)
日本プロゴルフ選手権(1949年:優勝 林由郎、1950年:優勝 林由郎、1953年:優勝 陳清水)
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