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国内外プロツアーで躍進するJGAナショナルチーム出身選手

先のアムンディ・エビアン選手権を制し日本女子選手4人目のメジャータイトルホルダーとなった古江彩佳、2023年に欧州ツアーで最優秀新人賞を獲得した久常涼をはじめ、世界での活躍が話題を読んでいる日本選手。男女国内ツアーでも20代前半の新世代のプレーヤーが優勝争いを繰り広げ、日本ツアーが新たな時代を迎えたことを印象付けている。その中には、ガレス・ジョーンズヘッドコーチを中心としたコーチ陣が率いるJGAナショナルチームメンバーとして強化を受け、10代から日本代表として国際競技に出場し日の丸を背負って戦ってきた選手たちも多い。

JGAの強化事業が大きく変わったのは、52年ぶりのホスト開催となった2014年世界アマチュアゴルフチーム選手権での日本チームの不振。その危機感が2015年に初の外国人指導者としてガレス・ジョーンズ氏のヘッドコーチ招聘に繋がった。一時低迷していたオーストラリアのナショナルチームを復活に導いたその手腕は、すぐに発揮され、同年の「ノムラカップアジア太平洋アマチュアゴルフチーム選手権」で日本チームを26年ぶりのチーム優勝に導くと、金谷拓実、中島啓太、蟬川泰果が世界アマチュアゴルフランキング1位に授与されるマコーマックメダルを獲得。女子も畑岡奈紗が日本女子オープンゴルフ選手権初のアマチュア優勝を飾るなどジョーンズヘッドコーチの薫陶を受けた選手たちが大きな飛躍を続けている。

ジョーンズヘッドコーチを中心としたコーチ陣は、技術部門、フィジカルトレーニング、メンタルトレーニング、食育と各専門家によって構成され、世界最先端のメソッドでJGAナショナルチームメンバーの強化が進められており、2023年10月からは新たにルーキープログラムを稼動し、アマチュアからプロフェッショナル転向後の選手たちをシームレスにサポートすることで、選手たちの飛躍を後押ししている。

JGAナショナルチームにガレス・ジョーンズヘッドコーチが就任してから10年。JGAは世界からも注目されているJGAの強化事業をコーチ・スタッフ陣とともに作り上げ、国内外で活躍する選手を輩出している。

JGAは、今後も世界での活躍を目標とする選手たちをサポートし、日本選手の競技力を向上することで、ゴルフの普及と振興に努めていく。

●JGA男女歴代ナショナルチーみメンバー一覧はこちら

2015年以降のJGAナショナルチーム出身者の国内外ツアー優勝者一覧(参考資料)

《男子》(JGAナショナルチーム初選考順)

比嘉 一貴(2012年後期~2017年):JGTOツアー6勝

小木曽 喬(2014年前期候補選手/後期~2015年):JGTOツアー1勝

片岡 尚之(2015年前期/後期U-17、2016年前期/後期):JGTOツアー1勝

金谷 拓実(2015年前期/後期U-17、2016年前期U-17/後期U-17、2017年~2020年)

:JGTOツアー6勝(2023年日本ゴルフツアー選手権)、アジアンツアー1勝

中島 啓太(2015年後期U-17、2016年前期U-17/後期U-17、2018年~2022年)

:JGTOツアー4勝、欧州ツアー1勝、パリ五輪2024ゴルフ競技日本代表

米澤  蓮(2018年~2020年):JGTOツアー1勝

桂川 有人(2019年~2020年):JGTOツアー2勝

久常  涼(2019年~2020年):欧州ツアー1勝

杉浦 悠太(2019年~2023年):JGTOツアー2勝(2024年日本プロゴルフ選手権)

蟬川 泰果(2022年):JGTOツアー4勝(2022年日本オープンゴルフ選手権、2023年ゴルフ日本シリーズ)

蟬川 泰果(2022年メンバー)
金谷 拓実(2015年前期/後期U-17、2016年前期U-17/後期U-17、2017年~2020年メンバー)
中島 啓太(2015年後期U-17、2016年前期U-17/後期U-17、2018年~2022年メンバー)
比嘉 一貴(2012年後期~2017年メンバー)
久常  涼(2019年~2020年メンバー)
杉浦 悠太(2019年~2023年メンバー)(写真提供:JGTO images)

《女子》(JGAナショナルチーム初選考順)

勝 みなみ(2012年後期、2013年前期候補選手/後期候補選手、2014年~2016年前期)

:JLPGAツアー7勝(2021年・2022年日本女子オープンゴルフ選手権)

永井 花奈(2014年前期~2015年):JLPGAツアー1勝

蛭田みな美(2014年後期~2015年):JLPGAツアー1勝

稲見 萌寧(2015年前期候補選手、2016年~2017年)

:JLPGAツアー13勝(2021年日本女子プロゴルフ選手権)、東京五輪2020女子ゴルフ競技銀メダル

新垣 比菜(2015年後期~2016年):JLPGAツアー2勝

畑岡 奈紗(2015年前期候補選手/後期、2016年)

:JLPGAツアー5勝(2016年・2017年・2019年日本女子オープンゴルフ選手権/2019年日本女子プロゴルフ選手権)、USLPGAツアー6勝、東京五輪2020オリンピックゴルフ競技日本代表

高橋 彩華(2016年後期):JLPGAツアー1勝

吉田 優利(2016年後期~2019年):JLPGAツアー3勝(2023年ワールドレディスサロンパスカップ)

西村 優菜(2017年~2018年):JLPGAツアー6勝(2021年ワールドレディスサロンパスカップ)

古江 彩佳(2017年~2018年):JLPGAツアー8勝、USLPGAツアー2勝(2024年アムンディ・エビアン選手権)

神谷 そら(2019年):JLPGAツアー2勝(2023年日本女子プロゴルフ選手権)

尾関彩美悠(2020年):JLPGAツアー1勝

畑岡 奈紗(2015年前期候補選手/後期、2016年メンバー)
勝 みなみ(2012年後期、2013年前期候補選手/後期候補選手、2014年~2016年前期メンバー)
稲見 萌寧(2015年前期候補選手、2016年~2017年メンバー)(写真提供:IGF)
古江 彩佳(2017年~2018年メンバー)
吉田 優利(2016年後期~2019年メンバー)
西村 優菜(2017年~2018年メンバー)
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