【ニュージーランドストロークプレー選手権第3ラウンド】

2015年ニュージーランドストロークプレー選手権の第3ラウンドが、3月28日にニュージーランドのパラパラウムビーチゴルフクラブ（パー男子71、女子74）にて開催された。

結果及びコメントは以下の通り。

【結果・コメント】

＜勝みなみ＞
4位　　73、76、72　：　221（-1）
3日目　　1～9番ホール：35（-2）　10～18番ホール：37（イーブン）　1番スタート

3日間の中で一番良いスコアが出せた。自分の中で課題にしていたブッシュには入れなかったが、スリーパットが1回あったので残念。15番はバーディパットを狙いに行ってスリーパットだったのでしょうがないとは思うがやはり悔しい。決めるべき距離のバーディパットを複数回ミスしているのでもう少し伸ばして5アンダーパー程度で終えたかった。
天気が崩れ雨風が強かったが、そこまで気にせずにプレー出来た。ただ風が強くなるとこのコースは難しくなる。ショットの方向性は良いが、距離が合わない。フェアウェイとグリーンの硬さが日本と違うので、思っているよりも奥に行ってしまう。
最終組だとピリピリとして緊張感があるが、明日は最終組の一つ前の組になので、少し気持ちが楽に最終ラウンドを回れればプラスになればと思う。徐々にスコアも良くなってきているし、調子も上向きになっている。4打差を追いかける立場だけど、追いかけるのはやる気が出るし、集中力も増すので優勝したい。強い自分を出せれば良いと思う。

＜石徳俊樹＞
3位タイ　　70、68、67　：　205（-8）
3日目　　1～9番ホール：32（-3）　10～18番ホール：35（-1）　1番スタート

前半は、ボギーが先行したが直ぐにバーディを取り返してリズムに乗れて、4バーディ、1ボギーだった。今週は、5m程度のバーディパットも決めることが出来ているのでグリーン上には自信がある。今日の前半はパットを決めることで良い流れを作る事が出来た。
後半は、自分が苦手な12番でトラブルになった。ティーショットが右に曲がりブッシュへ、2打目もまたブッシュへ入ってしまいフェアウェイに出すのみ。更に、ピンが手前だったので50yのアプローチを9アイアンで低く出してランを利用して寄せようと思ったが強く入ってしまいオーバーした。普段自分がやっていないショットを選択したのがミスに繋がり、ダブルボギーになってしまった。この簡単なミスは防ぎたかった。リンクスコースでないとこのようなショットは必要ないので勉強になった。
3日間で、18個のバーディをとっているので、簡単なミスをなくしてボギーを取らないようにして更にスコアを伸ばしたい。ミスショットをしても安全な所に外し、苦手なホールはどのように上手く逃げれば良いか頭を使って戦いたい。
明日は最終組で回り、トップとは2打差。ずっと離されないようにしながらも隙があった時に食らいつきたい。雰囲気としては悪くないし、調子も良いので優勝を掴みたい。

＜杉原大河＞
9位タイ　　74、69、69　：　212（-1）
3日目　　1～9番ホール：33（-2）　10～18番ホール：36（イーブン）　1番スタート

雨が降ったが特に影響はなく、最終18番以外は完璧なゴルフだった。18番はバーディが取れるチャンスホールなので、バーディを取り更にスコアを伸ばしたいと思ってドライバーを振ったが右にOBしてしまった。身体が起き上がり、置きにいってしまったのが原因だったかなと思う。
全体的には、2日間課題だった1ピンの距離のパットも入れられた。気持ちを強く持つことで決めることが出来た。でも、最後の最後でスコアを崩してしまいとても悔しい。明日は、5アンダーパーは出したい。3位から5位には入りたい。

＜白石大和＞
14位タイ　　71、71、71　：　213（イーブン）
3日目　　1～9番ホール：35（イーブン）　10～18番ホール：36（イーブン）　1番スタート

雨と風が途中で強くなり耐えるゴルフを強いられた。ほぼ同じ時刻にスタートした上位の選手はスコアを伸ばしているが、自分は伸ばせなかった。調子は悪くなかったのにアンダーが出せなかったのはなぜなのか分からないが、チャンスホールをいかに確実にとるか。難しいホールではボギーを打たないようにするかが大切なのではないかと思う。
このコースは、ブッシュに入れないようにティーショットを打つのが難しい。特に10,11番は左側に川があり、ドローヒッターの自分としては打ちづらい。今日は最終18番でイーグルを取りなんとかイーブンで上がれた。このホールのティーショットは打ち出す目印も無く、フェアウェイがどこにあるのかも分かりづらいので難しい。コースの他の特徴としては、セカンドショットをグリーンに狙って打つのも難しい。特に、ショートホールは砲台グリーンで面も小さいので風の影響を受けると、見た目以上に難しい。
明日は、アンダーパーを出したい。調子は徐々に上がってきているので前半で伸ばせるだけ伸ばして4打は伸ばしたい。後半に風が強くなってきた時も耐えながらプレーしたい。5位以内に入りたい。

＊畑岡奈沙＊
JGA女子ナショナルチーム候補選手に所属している畑岡選手は自らこの大会にエントリーし、第3ラウンドを終えて3位に着けている。

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