「2016年度(第116回)全米女子アマチュアゴルフ選手権」は現地時間5日、米国ペンシルベニア州のRolling Green Country Clubでマッチプレー準々決勝が行われた。
畑岡奈紗(ルネサンス高校3年)の対戦相手は、先のIMGアカデミー世界ジュニア選手権で優勝を争った日本とフィリピンのハーフのYuka Saso(15歳)。両者にとって、練習ラウンドを含めると、8ラウンド目となる今マッチでは、精神的にも、体力的にも疲労のピークの中でのラウンドになった。
畑岡は、昨日までの好調なプレーは陰を潜め、1番をボギーで落すと、2番を相手のボギーで取り返す。その後3番から7番まで分けるも、昨日の内容とは大きく異なり、5番、6番、7番はお互いボギーで分ける精彩の欠くプレーが目立った。その後、8番でようやく1つ目のバーディで1アップとするも、続く9番をボギーで落としてオールスクエア。11番で相手のボギーで1アップとするも続く12番で畑岡がボギーをたたき再びオールスクエアとなかなかペースをつかめない苦しい展開が続いた。
迎えた終盤、14番でSasoがチップインバーディを奪いこの日2度目のリードを奪うと、続く15番でも連続バーディを奪い2アップとなり、畑岡は一気に追い込まれてしまう。16番をパーで分け、迎えたドーミーホール17番で、畑岡がバーディを奪いSaso1アップにし粘りを見せるも、18番ホールをお互いパーで分け、Saso 1アップで、畑岡は準々決勝で敗退した。
畑岡コメント
序盤はショットのミスが多かった。ショットは徐々に本調子になったのですが、昨日決めれた勝負どこのパッティングが決めきめきれなかった。ピン位置が難しくて、ラインが最後まで読み切れなかった。もう少しこの大会でプレーしたかったが・・・残念です。帰国後、今回学んだ事を忘れずに、気持ちを切り替えて次の試合に臨みたいと思います。
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