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【関西チームはメンバー一丸となっての初優勝に喜びが爆発】

安田祐香が3日間首位の座を守り抜き、個人戦、団体戦ともに完全優勝を果たした。いつも3日目にスコアを崩してしまう。実力者ほど最終日にスコアを伸ばしてくる」と2日目のホールアウト後に話していた安田。最終ラウンドは前半をすべてパーで凌ぐと、後半の11番でボギーが先行する。13番でもボギーとして、迎えた18番最終ホールで4メートルのバーディパットを沈め、1バーディ・2ボギーの73ストロークでプレーを終えた。「後半の日南コースの方が好きだったので、後半にスコアを伸ばせなかったことが悔しい」と反省するも、通算2オーバーパーで終われたことは満足の行く結果となった。大会3日間を振り返り「一緒にいてやり易いメンバーだったから、いい感じでプレーできたことが良かったです」とチーム一丸となって優勝を飾れたことを喜んだ。

関西チームを団体戦優勝へと牽引した古江彩佳。この日のプレーは二日目同様、3バーディ・4ボギーの1オーバーパーでホールアウト。通算4オーバーパーで個人戦でも安田に続き2位に入った。最終ラウンドのプレーは8番ホールまで耐えることができたが、9番ホールで1メートルのスライスラインを外してしまった。「昨日までの2日間よりショットが安定していただけに、パットのミスを修正できなかったことが…」と個人戦優勝をチームメイトの安田に譲ったことを悔やんだ。3日間を戦い「決めたいところで決められない」パッティングの重要性、そしてショットをすぐに調整する大切さを学んだという古江。最後に団体戦優勝について「優勝できたことはすごく嬉しい」と3日間で一番の笑顔を見せた。

最終ラウンドまでショット、パットともに調子を上げられなかった西村優菜は「ショットは3日間を通して悪かった。昨日、今日とスコアで貢献できなかったのはパッティングにも原因があります」と、多くの課題が見つかった様子。古江同様、パッティングの大切さ、そしてショットをすぐに調整できる適応力を身に付けたいと話した。団体戦について「第1ラウンドだけしか貢献出来なかったけど、2人(安田、古江)が頑張ってくれたので掴み取れました」と、最後は3人で笑顔を見せてくれた。

それぞれに課題の見つかった3日間。これからの3人の更なる飛躍と活躍が期待される。

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