National Team Newsナショナルチームニュース

【2016年度JGAナショナルチーム慰労会を開催】

女子ナショナルチーム
松原由美
男子ナショナルチーム
小西健太

JGA育成・強化本部は13日、都内ホテルで「2016年度JGAナショナルチーム慰労会」を開催しました。慰労会では、竹田恆正会長の挨拶に続き、本年度JGAナショナルチーム活動をDVDで振り返り、竹田会長からメンバーにメダルが授与されました。

男子チームを代表して挨拶に立った小西健太は「中学3年生の冬から7年間、数多くの国際試合、強化合宿に参加させてもらった。その経験が今の自分を作ってくれた。その中でも、全米アマチュアゴルフ選手権が一番印象に残っている。ベスト4の成績は残せたが、自分の飛距離不足を痛感させられた。その現実を受け止め、さらにパワーをつけたいとは思うが、限界はあると思う。その限界を超えるために、もっとショートゲームを磨いて、1日も早くメジャーで勝てるような選手になれるように頑張っていきたい」と、今後の飛躍を誓いました。

続いて、松原由美が女子チームを代表して、「小学5年生のときにジャパンの入ったキャディバッグとウェアに憧れて、中学2年でナショナルチームメンバーに入ることが出来た。ナショナルチームでは個人で全米女子アマチュアゴルフ選手権や韓国女子オープン、ジュニアオープンに出場して世界との差を知った。普段ライバルの仲間と一緒に戦う団体戦も何度も出場させていただいた。今年、自分にとっては最後の世界女子アマチュアゴルフチーム選手権で、日本チームに貢献できず申し訳ないという思いがいっぱい。これからナショナルチームで活動する後輩に、世界女子アマでの3位入賞の目標を託したい。自分は、将来アメリカで戦いたいと思っているし、2020年東京五輪で金メダルを獲得することも夢のひとつ。このような夢を持つことが出来たのも、ナショナルチームで世界を経験することが出来たおかげ」と、長年に渡ってナショナルチームの中心選手として活動してきた思い出を振り返り、果たせなかった世界女子アマ優勝の目標を、来年度以降の後輩に託しました。
また、サウスオーストラリアクラシック選手権を制した金澤志奈、日本女子オープンゴルフ選手権で初優勝を果たした畑岡奈紗に特別賞が贈られ、所用のため慰労会を欠席した畑岡からは、「ジョーンズコーチの指導を受けて、自分がレベルアップしたことを実感できた。皆さんのサポートと、数多くの国際競技に出場させていただいたことに感謝しています。来年はアメリカを主戦場にして、2020年東京オリンピックを目標にさらに成長していきたい」とビデオで感謝の意を評しました。

最後に、ガース・ジョーンズヘッドコーチから、今年のメンバーに向けて「今年1年、メンバーの皆さんと一緒に活動できたことを嬉しく誇りに思う。君たちは、これからももっと成長できる。そのためには、自分がどういう人間なのかを自分で知る必要がある。自らを知り、目標に向かって努力を続けてほしい」と激励の挨拶が送られました。

本慰労会で、2016年度JGAナショナルチームの全活動が終了しました。ガース・ジョーンズヘッドコーチを中心としたサポートスタッフによる強化方策に取り組んだ今年1年。目標としていた世界アマでは惜敗したものの、世界最先端のコーチングを受けた選手たちは、確実にレベルアップしていることも証明してくれました。すでに、2017年度JGAナショナルチームの強化も始まっています。2017年は大会連覇がかかるノムラカップアジア太平洋アマチュアゴルフチーム選手権や、クィーンシリキットカップの開催が予定されています。JGAナショナルチームはさらなる成長を期して活動を続けてまいりますので、関係各位の変わらぬご支援とご協力をお願い致します。

おすすめ記事

新着記事

  • ハンディキャップインデックス査定システム J-sysとは
  • JGA個人会員募集
  • 世界アマチュアゴルフランキング
  • JGA主催オープン競技ロゴダウンロード
  • クリーンなスポーツを守るアンチ・ドーピング JADA
  • アスリートの盗撮・写真・動画の悪用、悪質なSNS投稿は卑劣な行動です。
  • JOCオリンピック選手強化寄付プログラム
  • 日本ゴルフサミット会議
  • 経済構造実態調査