2017年度(第3回)8地区強化指定選手チーム対抗戦(女子)は26日、宮崎県宮崎市のトム・ワトソンゴルフコースで第3ラウンドを行った。
通算5オーバーパーで北海道、関西、四国の3チームが首位に並ぶ大混戦となった女子の部は、最終ラウンドも1打を争う大熱戦となった。第4組でプレーした木内真衣(四国)と仁井優花(関西)が西澤里世(北海道)に2打差をつけてプレーを終えると、第5組では手束雅(四国)と政田夢乃(北海道)が湯浅芹(関西)に3打のリードを奪ってホールアウトし、優勝は第6組の大西菜生(四国)、山下美夢有(関西)、内田琴子(北海道)のプレーに委ねられた。
個人戦でもトップタイに並んで いた3人は、優勝争いの中で必死のプレーを続ける。しかし、内田が79と大きくスコアを落として北海道チームが優勝争いから脱落。かわって日本女子オープンローアマチュアの小倉彩愛を擁する中国チームが上位を伺う。連覇のかかる関西チームの山下、初優勝を目指す四国チームの大西は、中国チームの小倉は最後まで必死のプレーを見せたが、小倉と山下が74でホールアウトしたのに対して、大西が73と粘りきって四国チームが通算9オーバーパーで嬉しい初戴冠を決めた。3打差の2位タイには関西チームと中国チーム(小倉彩愛・栗原愛・尾関彩美悠)が入賞した。
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なお、個人戦は接戦を制した大西が通算2オーバーパーで優勝し、来年の国際競技派遣の資格を得た。
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