JGAナショナルチームの強化スタッフが、2018年6月18日~20日に東京都の味の素ナショナルトレーニングセンターにて開催された「JOCナショナルコーチアカデミー」に参加した。
上記3日間にて、ガレス・ジョーンズ(ヘッドコーチ)が講師として参加。そして今年新たに、ライアン・ラムズデン(スポーツバイオメカニスト)とグレッグ・ローゼンバウアー(理学療法士)が受講した。日本国籍ナショナルコーチアカデミー受講者と他競技の外国籍コーチおよび医科学スタッフと共に、アスリートの国際競技力向上に関して理解を深めた。
2日目の午前には、ジョーンズ氏が講師となり、2015年からゴルフ競技において実施してきた「データに基づく、成長志向の育成強化プログラム」を他競技の受講者に共有した。
また、同日午後には、東京都渋谷区・明治神宮内の至誠館にて日本の歴史や武道についての学習と身体活動を体験し、充実した学習の機会となった。
本アカデミーは、文部科学省が策定した『スポーツ基本計画』において記述されている、国際競技力向上のために「スポーツ指導者等には、従来求められてきた戦術・戦略の構築や、スポーツ医・科学等に関する知識等を活用した強化方法の立案・指導を行う能力に加え、国際コミュニケーション等の新たな能力が求められる。」という課題を克服するために2008年から開催されている。
日本ゴルフ協会は、日本プロゴルフ協会と日本女子プロゴルフ協会と協働し、質の高いコーチングの国内における普及活動を実施してきている。今後は、本アカデミーを通して、国際的なフィールドでの活躍を目指すアスリートに対する指導力の向上を目指す。
今年で、ゴルフ競技において合計3名のJOCナショナルコーチアカデミー修了者が登録された。
◆参考情報
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