JGA育成・強化本部は21日、都内で「2018年度JGAナショナルチーム慰労会」を開催しました。
慰労会では、竹田会長の挨拶に続き、本年度JGAナショナルチームの活動をDVDで振り返り、竹田会長からメンバーにメダルが授与されました。
本年、アジア競技大会で男子チームが20年ぶりに個人・団体金メダルを獲得、エスピリトサントトロフィー世界女子アマチュアゴルフチーム選手権で日本女子チーム歴代最高順位を更新する2位という好成績に導いたガレス・ジョンズヘッドコーチは、「メンバーは今年、素晴らしい成績を残してくれました。このチームで取り組んできたことが、これからの強化、考え方の基準になるでしょう。メンバーは勤勉さ、技術、大会への準備の水準の高さなどを見せてくれました。君たちの活動が、これからナショナルチームに参加する選手たちのモチベーション向上につながると思う」と1年間、ともに活動をしてきた選手を称賛し、「今年でチームを卒業するメンバーもいますが、全員がファミリーです」と、プロ転向を控える選手たちも含めて、これからもサポートを続けていくことを表明しました。
男子チームを代表した挨拶した今野大喜は、「ナショナルチームメンバーとして活動したのは2年という短い時間でしたが、これまで応援してくれた皆さんに恩返しをしたいという思いで頑張ってこられました。この2年間で、社会に出ていくために必要なことを教えていただいたと思います。立派な大人になってゴルフ界に貢献して、恩返しできればと思っています」と話すと、女子チーム代表の西村優菜も「2年間、ナショナルチームとして活動して、アジアパシフィック女子アマなどを経験し世界との差を感じ、自分に何が足りないのかを知ることが出来、成長することが出来ました」と充実した時を振り返ると、「ライバルでもあるみんなとともに多くを経験できた。将来、USLPGAツアーを目標としているので、ナショナルチームで学んだことを存分に活かして、日々精進し、メンバーと切磋琢磨してがんばります」と、目の前に広がる新しい世界での飛躍を誓いました。
なお、本慰労会では、アジアパシフィックアマ優勝の金谷拓実、アジア競技大会個人金メダルを獲得した中島啓太らとともに、宮崎県のトム・ワトソンゴルフコースで開催されたアジアパシフィックシニア選手権でホスト優勝を果たした和田博、亀井隆、杉山稔、田村敏明、奥博、澤田信弘の日本チームを特別表彰しました。
本慰労会で2018年度のJGAナショナルチームの活動はすべて終了いたしました。皆様のご支援、応援に心より感謝申し上げます。
来年度には、ホスト開催を控えるネイバーズトロフィーチーム選手権、ノムラカップアジア太平洋アマチュアゴルフチーム選手権などが開催されます。JGAナショナルチームは、来年度も世界一の座を目標に活動を続けてまいりますので、ご協力をお願いいたします。
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