昨年、アジア太平洋地域の女子アマチュア最大の個人戦として創始された「アジア・パシフィック女子アマチュア選手権」の第2回大会が4月25日から28日の4日間、茨城県鉾田市のザ・ロイヤルゴルフクラブで開催された。同地域のトッププレーヤー80名が出場し、72ホール・ストロークプレーで優勝を争った本選手権。JGTOツアー競技の「ミズノオープン」が開催され、世界基準を標榜する国内屈指の難コースでの争いは、JGAナショナルチームの安田祐香が通算11アンダーパーで初優勝。安田は、本年の「エビアンマスターズ」と「全英女子オープン」の2つのメジャー競技と、本選手権前にオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで開催され安田が3位入賞を果たした「オーガスタ女子アマチュア選手権」の来年度の出場資格を獲得した。
冬のような寒さと春の陽気が訪れる目まぐるしく変わるコンディションの中、安田は第3ラウンドで1イーグル・5バーディ・2ボギーの67をマークして通算4アンダーパーで単独首位に立つと、最終ラウンドも1番から3連続バーディを奪取して、連覇を狙うTHITIKUL,Atthayaを突き放すと、前半だけで5つのバーディを量産する圧倒的な強さを見せて、通算11アンダーパーでTHITIKUL,Atthayaに8打差をつけてホスト開催の本選手権で日本選手初優勝を成し遂げた。
日本選手の成績は以下の通り。
優勝:安田祐香(通算11アンダーパー)
5位:西村優菜(通算1オーバーパー)
7位タイ:古江彩佳(通算3オーバーパー)
12位タイ:吉田優利(通算6オーバーパー)
17位タイ:小倉彩愛、梶谷翼、佐渡山理莉(通算8オーバーパー)
40位タイ:後藤未有(通算17オーバーパー)
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