8月28日付で更新された「世界アマチュアゴルフランキング」でJGAナショナルチームメンバーの金谷拓実選手(東北福祉大学3年)が1252.6256ポイントとなり、2位のCole Hammerに6.7656ポイント差で2012年の松山英樹選手以来日本男子選手2人目となる同ランキング1位となりました。
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世界アマチュアゴルフランキング(World Amateur Golf Ranking)は、2007年に創設され、R&AとUSGAが共同で運営し、毎週水曜日に更新されます。過去には、ローリー・マキロイ、リッキー・ファウラー、松山英樹らがランキング1位を獲得しています。
日本選手2人目の世界アマチュアゴルフランキング1位の座についた金谷拓実選手は「今年の目標としてきた世界アマチュアゴルフランキング1位を達成できて、嬉しいです。これまでも多くの人々に支えてもらって、ゴルフを続けてこられているので、その方々への感謝の気持ちで一杯です」と喜びと感謝を話しました。
昨年のアジアパシフィックアマチュア選手権を制し、アジア太平洋地域No.1のアマチュアプレーヤーとして、今年のマスターズと全英オープンに挑んだ金谷選手。マスターズでは、見事に予選を通過しての58位の成績を残しましたが、「長いクラブでグリーンを狙うことが多く、距離の長さに苦労を感じた」と飛距離アップへの課題を突きつけられ、第2ラウンドでカットに終わった全英オープンでは「コースコンディションに合わせて、様々なショットを打たなければならず、環境への適応に苦労しました」と、技術と対応力の課題を実感しました。
金谷選手は、「来年の世界アマチュアゴルフチーム選手権で日本チーム2度目の優勝、そして、世界のメジャートーナメントの優勝、日本代表としてオリンピックでの金メダル獲得を目標に、これからも練習を重ねていきます」と世界を見据えて、これからも努力を続けていくことを誓いました。
金谷拓実選手の主な戦歴
2019年
マスターズ:58位
全英オープン:カット
全米アマチュアゴルフ選手権:ベスト32
2018年
アジアパシフィックアマチュア選手権:優勝
日本オープンゴルフ選手権:24位タイ(ローアマチュア)
アジア競技大会:団体金メダル、個人4位タイ
ネイバーズトロフィーチーム選手権:個人戦優勝、団体戦優勝
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