アジア太平洋ゴルフ連盟(APGC)が主催する「APGCジュニア選手権2019」が神奈川県の箱根カントリー倶楽部にて幕を開けた。大会初日は降りしきる雨による悪天候で競技中止が決定した。迎えた大会2日目、フォアボール(ペア戦)と18ホールストロークプレー(個人戦)の2ラウンドが実施されたが、18時01分に、第2ラウンドの「18ホールストロークプレー(個人戦)」は日没サスペンデットとなった。第2ラウンドの競技は男子4組11名、女子5組14名の選手が翌日へと繰り越しとなった。明日の第2ラウンドは7時00分に再開される。
~初日の2ラウンドを終えた日本チームのコメント~
久常 涼【第1ラウンド ペア戦 67ストローク/第2ラウンド 69ストローク】
「午前のマッチの前半は梶谷選手がバーディーをよく獲ってくれたので、後半は僕も頑張ろうと思ってプレーできました。それが後半の個人戦にも繋がってくれたと思います。個人戦では前半1アンダーパー、後半2アンダーパーのトータル3アンダーパーでした。結構いい感じでマネージメントが出来ていました。途中3パットでボギーを叩いてしまいましたが、今日のゴルフは上出来だと思います。昨年ユースオリンピックに出場させてもらって、そこでこういうペア戦は経験していました。こういう経験はナショナルチームとして経験してきたことが、この悪天候の中でスコアを出せた要因だと思います。今回は優勝を視野に入れて明日に挑みたいと思います。」
大谷 元気【第1ラウンド ペア戦 67ストローク/第2ラウンド 77ストローク】
「午前は僕がずっとパーを死守していって、神谷さんがバーディーを獲っていくという作戦でした。自分の中では息が合っていたと思います。僕が失敗したところでもパーを拾ってくれました。ラウンド中は結構フレンドリーに話をするタイプなので、無口にならないように気を付けました。午後の個人戦はパットが悪くて、3パットを5回してしまいました。練習ラウンドの時にはショットが上手く行かなかったですけど、今日はショットが良くてパターが悪い結果となってしまいました。明日は2ラウンド分のバーディーを全部取りかえしたいです」
大野 倖【第1ラウンドペア戦 64ストローク/第2ラウンド 76ストローク】
「午前は自分のスコアが反映されないホールもあるので、少し気が楽にプレーできました。ミスショットしたところをペアで助け合うことができたので、このスコアに結びついたと思っています。男女でのペアは初めてだったので、迷惑を掛けられないと思って頑張ってプレーできました。試合で36ホールを戦うことが初めてだったので、疲れもあってか午後は自分の実力が出し切れなかったと感じました。ここまで霧の中でのプレーは経験がないので、久常くんが3アンダーパーでプレーしたことは凄いことだと思います。この大会は各国の選手が集まっているので、いろいろな攻め方を学ぶことができていると思います。明日もペアに迷惑を掛けずに、少しでも上位を目指して頑張りたいです。」
梶谷 翼【第1ラウンド ペア戦 67ストローク/第2ラウンド 70ストローク】
「午前のフォーボールでは前半結構調子が良かったけど、後半は貢献することができなくてミスが多かったです。いつも前半、後半のどちらかでスコアを伸ばしてしまうと、逆で伸ばせないことが多いです。体力なのか、気持ちなのか、どちらかですね。今回初めて久常さんと一緒にペアを組みましたけど、お互いに良いペースでプレーができたと思います。午後の個人戦は最後の方に連続ボギーを打ってしまいましたけど、いい位置で2ラウンド終えることができたので、優勝目指して頑張りたいです。」
神谷 そら【第1ラウンド ペア戦 67ストローク/第2ラウンド 75ストローク】
「午前はショットもパターも決して良いわけではなかったですけど、たくさんコミュニケーションを取って、ノーボギーでプレーできてよかったです。大谷くんがパターで悩んでいるように見えたので、私が攻めるゴルフをしました。個人戦は2バーディー、5ボギーでした。午前中と打って変わってパターが入ってくれませんでした。打つのは自分なので、自分の責任ですね。明日もたくさんコミュニケーションを取って、支え合いながら自分のやるべきことをやり切りたいと思います。」
佐久間 朱莉【第1ラウンド ペア戦 64ストローク/第2ラウンド 78ストローク】
「自分は助けてもらってばかりでしたが、楽しくプレーができて良かったです。ピンチの時でもパーを拾ってくれたり、バーディーパットを先に外したところでも、大野くんが近いバーディーパットを決めてくれて助かりました。昨年もこの大会に出場しているので、ペア戦では前回の経験を活かしてプレーができたと思います。午後は風が強くなって霧で前が見えない状況でダラダラとボギーを重ねてしまったと思います。2年前の国体で前が見えないという状況を経験していましたが、霧の中でプレーを続けることは初めての経験でした。今日はペアに迷惑を掛けてしまったので、明日はアンダーで回れるよう頑張ります。」
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