全米女子アマチュアゴルフ選手権は6日、クロック・スティック・ゴルフクラブ(インディアナ州)で第1ラウンドを行った。気温33度と真夏日の中でおこなれた競技は、天候不順のため、一部の選手がホールアウトできず、サスペンデットの処置がとられた。世界女子アマ個人戦2位の成績で出場している森田理香子は、15番でイーグルを奪うなど見せ場を作ったが、ショットの調子が今ひとつ。第1ラウンドは、1イーグル・4バーディー・3ボギー・1ダブルボギーの71でホールアウト。暫定順位ながら19位タイとまずまずのスタートを切った。
森田は、2番でバーディーが先行したものの、続く3番でティショットをグリーン横のカート道路に打ち込むなどトラブルがあり、ダブルボギーを叩く。ショットの調子も良くない森田は、9番でもボギーを打ち、前半は我慢のプレーが続き、38でホールアウト。しかし、後半に入ると徐々にパットのタッチが合い始め、10番では5メートルを沈めてバーディー。11番でも2メートルを決めた。圧巻は17番(パー5)。逆風が吹く残り196ヤードの2打目を、7番アイアンで打った森田は、このショットをピンから2メートルにつけて、イーグルを奪った。16、17番では連続ボギーを叩いたものの、最終18番でバーディーを奪い、この日1アンダーパーでホールアウト。
「今日は、いつもより集中できず、思った通りのプレーはできなかった。ショットの調子もあまり良くなくて…。でも、後半になって少し調子も戻ってきて、チャンスホールで確実にイーグルやバーディーをものにできたので、よかったです。出所運選手のレベルは高いと思うけど、普段とおりに自分のプレーができれば、通用すると思うので、明日は、集中してショットの方向性に気をつけて、アンダーパーを目標にプレーします」
(報告/写真撮影 Sizuka Minami)
《公式サイトはこちら》
国内外のゴルフ振興に関する話題を掲載している「JGAゴルフ応援サイト」の更新情報をお知らせします。 ●『JGAゴルフ応援サイト』はこちらをご覧ください。 2017年に関西ゴルフ連盟が創始した80歳以上…
公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA)は創立100周年を記念して、創立日の10月17日にゴルフの史実を明確に振り返る記事と記録の閲覧が可能なホームページ「GOLFPEDIA」(ゴルフペディア)を開設した…
日本オープンを担当するレフェリーには定年(70歳)があります。レフェリーは毎年、規則知識をアップデートしなければならないだけでなく、体力的にも非常にタフな任務であること、そして世代交代をしていくために…