クロック・スティック・ゴルフクラブで開催されている全米女子アマチュアゴルフ選手権は8日、荒天のためサスペンデットとなった昨日の第1ラウンドの残りと、第2ラウンドを行った。昨年の世界女子アマチュアゴルフチーム選手権個人戦2位の成績で本選手権に出場しているJGAナショナルチームの森田理香子は第1ラウンドを71でプレー。この日の第2ラウンドは、4バーディー・2ボギーの70でホールアウトし、2日間通算141ストローク(3アンダーパー)で首位と2打差の6位タイとなり、明日からのマッチプレー進出を決めた。森田は明日、29組目(現地時間3時10分スタート)でストロークプレー51位タイのBlair Lambと対戦する。
なお、Wong,KristinaとLewis,Stacyの2人が通算5アンダーパーでトップタイで予選通過を果たし、上位64名がマッチプレー進出を決めた。
会場のクロック・スティック・ゴルフクラブ(インディアナ州は、気温35度を超える猛暑に見舞われた。世界トップクラスの出場選手は、この暑さをもろともせず、好スコアをマーク。森田理香子も負けじと、好調なアプローチとパッティングでスコアをまとめて見せた。スタートの10番で3メートルのバーディーを決めると、13番でボギーを叩いて前半はパープレー。後半に入ると、1番でボギーを打ったものの、5番で2メートル、8番で10メートル、9番でもバーディーを決めて、3バーディー・1ボギー。この日70でホールアウトして、2日間のストロークプレーを6位タイで終え、見事に予選通過を果たした。
《森田理香子 コメント》
「昨日のラウンドよりもプレーに集中できました。スタートの10番ホールでバーディーが獲れたので、気持ちよく試合に入れました。今日は、パターとアプローチが好調で、アンダーパーをマークすることが出来ました。後半に入ってからスコアを伸ばすことができたので、満足しています。ただ、ショットはまだ本調子ではないし、手応えのあるショットも風を読み違えて、ショート目に打ったつもりがピンをオーバーすることもあり、イライラしました。ショットに関しては、練習をして、早く修正をしたいと思っています。とりあえず、目標としていた予選突破が出来たので素直に嬉しく思います。明日からのマッチプレーは、日本でしか経験したことがないですが、精一杯努力して、頑張りたいと思います」
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(報告/写真撮影 Sizuka Minami)
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