11月25日付で更新された「世界アマチュアゴルフランキング(WAGR)」でJGAナショナルチームメンバーの中島啓太選手(日本体育大学2年)が1248.0371ポイントとなり、2位のChun An Yuに24.9501ポイント差で2012年の松山英樹選手、2019年の金谷拓実選手以来日本男子選手3人目となる同ランキング1位となりました。
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中島選手は、2015年(第100回)日本アマチュアゴルフ選手権で世界アマチュアゴルフランキング日本選手2人目の1位となり日本選手初のマコーマックメダルを獲得した後、10月にプロ転向を果たしてダンロップフェニックストーナメントでプロ初優勝を飾った金谷拓実と史上最年少記録を賭けた決勝戦を争い、惜敗したもののランナーアップとなり一躍注目を集め、同年の後期JGAナショナルチームU-17入りを果たして以来、着実に成長を続けてきました。国内競技では、2017年日本アマチュアゴルフ選手権で2位タイ、同年のアジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップダイヤモンドカップでローアマチュアを獲得。また、数多くの国際競技に日本代表として出場し、2018年アジア競技大会では個人戦金メダルを獲得し、20年ぶりの男子団体戦金メダルに貢献。オーストラリアンアマチュア選手権で日本選手初優勝、アジア・パシフィックアマチュア選手権2位タイと世界を舞台に活躍しています。
2020年は新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、国内外の競技が中止・延期の措置が取られる中、地道にトレーニングに取り組み、日本オープンゴルフ選手権で18位タイ、三井住友VISA太平洋マスターズで優勝争いの一角に食い込み3位入賞でローアマチュアを獲得、ダンロップフェニックストーナメントでも米澤蓮とともに8位タイとなりローアマチュアを獲得するなど、プロフェッショナルゴルファーと互角の戦いをみせています。
JGAナショナルチームのエースとして活躍を続ける中島選手のさらなる飛躍が期待されます。
《世界アマチュアゴルフランキング(WAGR)について》
世界アマチュアゴルフランキングは、R&AとUSGAが世界のゴルフ振興のために共同で開発したもので、男子は2007年、女子は2011年から稼働しているものです。現在では、世界各国の2,800大会がランキング対象となり、106の国と地域の6,777名の選手が登録されています。2020年1月から従来のラウンド毎の算出方法から、1大会毎の算出方法(出場選手のWAGR順位によって大会のポイントが決定され、順位によって獲得するポイントが決定する、プロの世界ランキングと同じシステム)に変更され、ランキング対象試合の期間は104週間、直近52週間の試合で獲得したポイントはそのまま反映され、それ以前の獲得ポイントは除数・試合数によって均等に2%ずつ減少されます。
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