3月31日から4月3日の4日間、米国・ジョージア州のオーガスタナショナルゴルフクラブで開催された「第2回オーガスタナショナル女子アマチュア選手権」でJGAナショナルチームメンバーの梶谷翼がエミリア・ミリアッチョ(米国)とのプレーオフを制し、日本選手初優勝の快挙を達成しました。
最終ラウンドを2打差5位からスタートした梶谷は、3バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの72でホールアウトし、通算1オーバーパーでホールアウト。首位に並んだエミリアとのプレーオフを1ホール目で制して、梶谷が本選手権日本選手初優勝を手にしました。「オーガスタ女子アマで優勝できたことは、素直に嬉しいです。憧れでもあったオーガスタナショナルゴルフクラブでプレーする機会をいただけたのは、すごく嬉しいことで、感謝しかありません。こういう舞台で優勝できたことは、本当に嬉しいです」と激戦を制した喜びを語りました。
本選手権に優勝した梶谷は、本年6月3日から6月6日に米国・カリフォルニア州のオリンピッククラブ(レイクコース)で開催される「全米女子オープンゴルフ選手権」と、8月19日から22日にスコットランドのカーヌスティゴルフリンクスで開催される「AIG全英女子オープンゴルフ選手権」本戦出場資格を得ました。
なお、梶谷とともに本選手権に出場した上野菜々子は、通算9オーバーパーの19位で本選手権を終えました。
◆公益財団法人日本ゴルフ協会 竹田恆正会長
「また一人、世界で偉業を成し遂げた選手がナショナルチームから出てこんなに嬉しいことはありません。コロナ禍で思うような練習も出来ず、試合の機会も減り厳しい状況だったにも関わらず素晴らしい優勝を遂げた梶谷さんには心から敬意を表すとともに、日本ゴルフ協会として大変誇りに思います」
◆JGAナショナルチーム ガレス・ジョーンズ ヘッドコーチ
「今朝、プレーオフでオーガスタナショナル女子アマチュアを制したJGAナショナルチームメンバーの梶谷翼さんにお祝いの言葉を送ることができ、とても誇りに思います。2年前、安田祐香さんが、同じ試合で称賛に値する3位を獲得しました。そして今、梶谷さんが、この勝利で日本のアマチュアゴルフの次の一歩を踏み出しました!
安田さん、そしてマスターズで金谷拓実さんをキャディーして頂いた、チャド・ラムズバックさんと協力して、梶谷さんは彼女の態度とスキルを通して彼女が世界のステージで活躍出来ることを示しました。心からおめでとうございます。
これが彼女にとって大きなことであり、そして、日本とアジアの若い女子選手たちが、夢を追いかけるきっかけになることを願っています。舞台裏にて、この才能のあるジュニア選手だった梶谷さんの成長を支援してくれました全てのサポートスタッフ、そして日本ゴルフ協会および地区ゴルフ連盟のサポートに感謝したいと思います。“Just Keep Going!!”」
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