公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA)は12月21日、都内で2020-2021年度JGAナショナルチーム慰労会を開催しました。新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、本会の開催は2年ぶり。本会には、2020年、2021年の2年の間、JGAナショナルチームメンバーとして活動してきた選手たちが出席。竹田恆正JGA会長から記念メダルを贈呈するとともに、日本選手2人目のマコーマックメダルを獲得し、今年のアジアパシフィックアマチュア選手権を制し、来年のマスターズ・トーナメント出場を決めた中島啓太選手と、オーガスタナショナル女子アマチュア選手権で日本選手初優勝の偉業を成し遂げた梶谷翼選手に特別賞が授与されました。
竹田会長から、「2021年は、マスターズ・トーナメントでの松山英樹選手の優勝、東京オリンピック2020での稲見萌寧選手の銀メダル獲得、全米女子オープンで畑岡奈紗選手がプレーオフの末2位と、日本選手の力を世界にアピールすることが出来た1年でした。彼ら先輩に続けるよう、JGAナショナルチームメンバーのますますの活躍と成長を期待します」と挨拶。里深ナショナルチーム強化委員長からも「この2年、感染防止対策を徹底しながらの練習という誰も経験をしたことがない環境の中にあり、不安や焦りもあったかと思います。それでも、自分の目標を達成するために、練習を重ねてきた皆さんの姿勢に敬意を表しますとともに、みなさんがゴルファーとして、また社会人として成長した姿で再び会えることを願っています」と、選手たちの成長と飛躍を願う言葉が贈られました。
オーストラリア在住のガレス・ジョーンズヘッドコーチの来日はかないませんでしたが、オンラインで本会に参加。「この2年間の経験は、メンバーの皆さんの復元力とメンタル・タフネス、自己管理能力を養うことにつながったと思う。この期間は、ある人にとってはポジティブなものだったかもしれないが、仮にこの試練のときが成長を遅らせ、パフォーマンスの一部を制御したとしても、皆さんはまだ若く、目の前には未来が広がっていることを忘れずに頑張ってほしい」とこれから新しいステージに進むメンバーたちにエールを贈りました。
2020-2021年度JGAナショナルチーム慰労会出席者は以下の通り(敬称略)
(男子メンバー)
米澤 蓮/中島啓太/桂川有人/木村太一/杉浦悠太/久常 涼
(女子メンバー)
星川ひなの/尾関彩美悠/梶谷翼(リモート出席)
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