7月11日~13日にスコットランドのMonifieth Golf Links開催されたJunior Open。日本から出場した松井琳空海は、3日間通算2アンダーパー、トータル214、単独4位で大会を終えました。表彰対象の3位には2打及ばなかったが、豪快なティーショットと耐えながらも冷静に攻めるゴルフで日本代表としての存在感を示しました。
優勝は地元スコットランドのConnor Graham、3日間トータル203(13アンダーパー)、初日から首位を譲らない完全優勝で地元のギャラリーから大きな喝采を浴びていました。
強風に悩まされた第2ラウンドと同じく強い風が吹き続けた最終第3ラウンド。通算2アンダーパー単独6位で最終組一組前の12:49にスタートした松井選手は、ドライバーのティーショットは好調を維持するも、前半のホールではアプローチショットとパットが決まらずにスコアを2つ落とした。
後半に入ると持ち前の思いきりの良い攻めのゴルフが功を奏し、10番ホール(365ヤード、パー4)ではスプーンで打ったティーショットがフェアウエイを転がりグリーンをとらえると、7メートルのイーグルパットをしっかりと決めてスコアを戻した。
14番と15番でも連続バーディーを奪い一時は3位まで順位を上げたものの、16番では完璧と思われたティーショット、セカンドショット共にバンカーにつかまり、パーパットもわずかに外れボギーに。
さらには、最終18番ホールのティーショットを左に曲げ、深いブッシュの中に球が見つかり、「そんなはずないのに・・」と心の整理に戸惑いを隠せませんでしたが、気持ちを切り替えて冷静にアンプレヤブルの処置をしてから第3打をフェアウエイに運び、4打目はピンをオーバーして3パットも懸念されるようなマウンド越えの難しい下りの8メートルのパーパットが残したが、多くのギャラリーが見守る中で完璧なパットを沈めて静かにガッツポーズを決め、3日間の戦いに終止符を打った。
松井選手は3日間の戦いを終え、
「日本と風が全然違うのですごく苦戦しましたが、心のコントロールをしっかりしようとして耐えるゴルフができたと思います。
このジュニアオープンのように海外の選手たちと試合できる機会はめったいないので、派遣してくれたJGAに感謝するとともに、ここで経験したことを今後の競技に生かしていけるようにがんばりたいと思います。」と語りました。
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