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【世界大学ゴルフ選手権で日本男子チームが優勝、女子チームが3位入賞を果たす】

7月20日から23日の4日間、イタリア・トリノのRoyal Park I Roveri Allianz Courseで開催された世界大学ゴルフ選手権で、日本男子チームが韓国と通算27アンダーパーで1位タイとなり、不採用スコアの成績により日本男子チームが優勝を果たしました。また、女子チーム戦は通算11オーバーパーで3位入賞の成績を残しました。個人戦では古川龍之介(日本大学4年)が通算15アンダーパーで韓国のJANG,Yubinと首位タイに並びましたが、プレーオフで惜敗し2位、女子は荒川怜郁(中部学院大学3年)が通算3オーバーパーで6位タイとなりました。

本選手権の成績はこちら

本選手権は、男子3名・女子3名でチームを編成し、各日上位2人の合計スコアをチームスコアとし、4日間72ホール・ストロークプレーの合計スコアで争われるもの。日本チームは、男子が古川龍之介(日本大学4年)、鈴木晃祐(東北福祉大学4年)、蝉川泰果(東北福祉大学4年)。女子は荒川怜郁(中部学院大学3年)、佐藤美優(東北福祉大学3年)、神谷奈恵(大阪学院大学4年)でチームを編成し、本選手権に臨みました。

男子は、日本が韓国に3打差をつけて首位で最終ラウンドをスタート。韓国も負けじとスコアを伸ばして両チームの差が詰まります。その中で古川が64の会心のプレーで通算15アンダーパーとなり個人戦首位タイに並ぶ活躍を見せると、鈴木も70でホールアウト。韓国と通算27アンダーパーで首位タイに並び、優勝の行方はこの日の不採用スコアの成績に委ねられることになりました。その結果は、蝉川が70だったのに対し、韓国のYOO,Hyunjoonが71で、日本チームの優勝が決まりました。

一方の女子は、第2ラウンドを終えて首位に立つスペインが通算19アンダーパーまでスコアを伸ばし独走。日本は2位ながら通算11オーバーパーと30ストロークの大差をつけられました。最終ラウンド、少しでもスコアを伸ばしたい日本は、荒川が69をマークする活躍を見せたものの、最終ラウンドでチームスコアを6打伸ばしたチャイニーズタイペイに逆転を許し、通算11オーバーパーの3位に終わりました。優勝は、通算20アンダーパーと圧倒的な強さを見せたスペインが飾りました。

《男子選手コメント》
古川龍之介(日本大学4年)通算15アンダーパー(個人戦2位)
「日本大学、そして日本の学生代表として、世界中の選手たちとプレーさせて頂き大変光栄な1週間となりました。また、今回の遠征を通じて、心身共に自分の成長も感じることが出来ました。しかし、まだ世界には強い選手が沢山います。今後も、より一層大好きなゴルフと向き合い、再び日本代表のユニフォームを着ることが出来るよう練習に励みます」
鈴木晃祐(東北福祉大学4年)通算10アンダーパー(個人戦6位タイ)
「選手全員でコース情報を共有したり、最後まで諦めずにプレーした結果が、男子の優勝に、女子の3位という結果に結び付いたと思います。その中に自分がいれた事を誇りに思います」
蝉川泰果(東北福祉大学4年)通算4アンダーパー(個人戦11位タイ)
「私自身大学では初めての国際試合で、凄くワクワクした気持ちで望みました。結果は個人11位という悔しい内容でしたが、団体戦に貢献し、優勝を掴み取れた事は最高でした。海外の選手達のプレーを見て、ドライバーの精度、パッティングの決める確率を上げる等の課題を見つけることも出来ました。今回の経験を、大学の仲間にも共有し、個人的にも成長出来るきっかけになるように、今後とも精進して参ります」

《女子選手コメント》
荒川怜郁(中部学院大学3年)通算3オーバーパー(個人戦6位タイ)
「世界レベルの選手と一緒にプレーする機会を頂けて、とてもいい刺激を受けることが出来ました。このような経験をさせて頂けた事に感謝の気持ちでいっぱいです。
また、日本女子が久しぶりにメダルを頂けた事に、私のプレーが貢献できたことを誇りに思います。この経験を今後に活かしていけるようにこれからの練習をがんばりたいと思います」
佐藤美優(東北福祉大学3年)通算8オーバーパー(個人戦11位タイ)
「今回の試合で世界レベルの選手を目の当たりにして、自分の未熟さを痛感すると共に、沢山の刺激を得る事ができました。また、外国人選手のフランクさや自由で明るい雰囲気にとても感銘を受けました。世界の広さを身に染みて感じ、いつかプロになった時にまたこの場所で戦いたいと心から思いました。素晴らしい経験ができて本当に幸せでした。ありがとうございました」
神谷奈恵(大阪学院大学4年)通算16オーバーパー(個人戦20位)
「素晴らしい大会に参加させて頂けた事を、心から感謝しています。海外の人々の明るさやフレンドリーさはとても新鮮でした。また、普段はライバルとなる、日本選手のプレーや、人間性に毎日刺激をもらっていました。ここで得た経験を活かして、これからも前進していきたいです。本当にありがとうございました」

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