4月25日(金)から27日(日)の3日間、スペインのバルデラマゴルフクラブで開催される「第6回ボナラックトロフィー アジア太平洋選抜vsヨーロッパ選抜マッチ選手権」の出場メンバーが決定しました。アジア太平洋地区選抜として日本から伊藤勇気(日本大2年)と田村尚之(賀茂)の2名の出場が決定しました。
【ボナラックトロフィーとは】
本選手権は、両地区の友好をゴルフを通じて深めることを目的に1998年から隔年開催されているアマチュア対抗戦。ボナラックトロフィーの由来は、1983年から1999年までR&Aセクレタリー、1999、2000年に同キャプテンを務めたマイケル・ボナラック卿の功績を称えてつけられたもので、ゴルフの普及・発展に尽力しているR&Aのバックアップのもと、本選手権が開催されています。これまでの戦績は、ヨーロッパ選抜の3勝2敗となっています。
【日本選手紹介】
伊藤勇気(日本大2年)
2004年にJGA男子ナショナルチームメンバー入りして以来、エースとして国際競技に出場している伊藤勇気。昨年は、日本アマでベスト8入りを果たしています。国際競技では、ノムラカップに出場し個人戦9位タイに入りチーム戦2位に貢献しました。一昨年には、初出場の全英アマでベスト16に名を連ねるなど、世界を舞台に活躍しています。ボナラックトロフィーは前回大会に続いて2度目の出場。2006年大会では、最終ラウンドのシングル・マッチプレーで1勝を挙げる活躍を見せています。
田村尚之(賀茂)
昨年の日本アマで小林伸太郎と争った決勝での熱戦も記憶に新しい田村尚之。昨年1年間は、好調なゴルフを持続し、国内外で好成績を残しました。ノムラカップでは、個人戦で日本チーム最高順位となる6位タイに入り若いメンバーを鼓舞する活躍で、チーム戦2位入賞の原動力になりました。今年44歳となるベテランの田村ですが、地道に続けている体力トレーニングが実を結び、飛距離も維持しており、最後まで諦めない粘りのゴルフに益々磨きがかかっています。アジア太平洋選抜のメンバーでも最年長となる田村の活躍が、同選抜の勝利の鍵を握ります。
【アジア太平洋選抜の主な代表選手】
昨年の雪辱を期すアジア太平洋選抜で注目は、2007年の全英アマ2位に入賞したTim Stewart(Australia)。ノムラカップ8度の優勝を数え、アジア太平洋地域で他を寄せつけぬ強さをみせるオーストラリアの中心選手として活躍しています。この他、昨年の世界ジュニア2位のDanny Lee(New Zealand)、2007年日本アマでランナーアップ、ノムラカップ個人戦6位タイの田村尚之(日本)、同じく日本アマでメダリストを獲得したBi-O Kim(Korea)の奮闘が期待されます。
(選手選考方法)
2007年ノムラカップアジア太平洋アマチュアゴルフチーム選手権の個人成績上位6名(各国2名まで)とキャプテンによる推薦6名。
【ヨーロッパ選抜の主な代表選手】
本選手権連覇を狙うヨーロッパ選抜で注目は、Daniel Willett(England)です。Willettは、ヨーロッパアマチュアランキング1位で、2007年のウォーカーカップのメンバーにも選ばれています。また、同ランキング2位のJoel Sjoholm(Sweden)、同3位のBjorn Akesson(Sweden)、2007年ヨーロッパアマチュア選手権優勝のBenjhamin Hebert(France)、2006年の世界アマ出場のSean Einhaus(Germany)ら、ヨーロッパアマチュアゴルフ界を名実ともに代表するメンバーが出場します。
(選手選考方法)
ヨーロッパゴルフ協会(EGA)の競技委員会で構成された選考委員会にて選手の成績、経験などを考慮して選抜。
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